

リーマンショックに端を発した不況からかすかな光が見え、あらたな10年がはじまった。2010年4月、グループで、個別に取り組んでいた「内部統制」「コンプライアンス」「情報セキュリティ」「リスクマネジメント」などをCSR推進体制として組織化した。これは「社会に対して悪しきことをしない」ではなく、「社会に対して良きことを為す」ことで、企業として社会的責任を果たすための活動である。
同年6月、2008年から各社の経営層が話し合いを続けてきた今後10年の自社の姿を「長期経営目標」として発表。「明るく、素直に、豊かな心で世界と協生・協栄するビジョナリーカンパニー」というミッション・ステートメントは、鋼板流通に捉われず、世界をフィールドにお客さまの「Will~成し遂げたい大志~」を実現したいという思いから生まれた。
これまでも、そしてこれからも「人も組織も常に世の中に必要な存在でありたい」という思いを掲げ、ビジョナリーカンパニーを目指し続ける五十鈴は自らを進化させ、お客さまとともに未来を創り続けていく。
- 2010(平成22)年
- 長期経営目標「Will-Navi」発表 CSR推進体制スタート
- 2011(平成23)年
- 太田五十鈴カンパニーおよび高崎五十鈴カンパニーを会社分割し、群馬五十鈴株式会社として新設
五十鈴オート整備工場をライフサービス部門からロジスティクス部門へ移行
本社中枢機能およびソリューション部門各社を千代田区丸の内へ移転
- 2012(平成24)年
- スチールサービス部門の8社10拠点を3社(五十鈴関東・五十鈴中央・五十鈴東海)に合併
五十鈴運輸と鈴康運送を統合。ワーレックスに社名変更。