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【報道用資料】2024年問題まで100日を切る!共同配送、中継輸送のDX化で輸送力約7万トン増に成功~ある業界の課題解決に向けた「挑戦」

報道用資料                           
                               五十鈴株式会社
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              2024年問題まで100日を切る
      共同配送、中継輸送のDX化で輸送力約7万トン増に成功
            ある業界の課題解決に向けた「挑戦」
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自動車・家電・OA機器等への鉄鋼専門商社である五十鈴株式会社(代表:鈴木 勝、本社:
東京都千代田区丸の内2 ー2ー 1 岸本ビル)は、迫る2024年問題に対し、共同配送、中継
輸送DX化に取り組み、2024年問題の課題解決を後押ししています。

【「2024年問題」まで100日を切る中、対応が困難な業界が...】
2024年4月から施行される働き方改革関連法によって、トラック運転手の時間外労働が
年960時間までに制限されます。野村総合研究所の試算では2030年には全国約35%の荷物が
運べなくなるとの結果がでています。

中でも自動車部品や建材などに使われる鉄鋼材料を運ぶ鋼材物流の現場では、
「2024年問題」への対応が遅れていると言われています。本課題の解決には中継輸送や
共同配送がカギとなると言われていますが、鋼材物流は配送物が剥き出しになるトレー
ラー輸送が中心であることや、金属特有の匂いや油があるものを扱うため、食品や日用品
と同じトラックでの連携輸送が難しいとされているためです。

【DXで普段活用されていない帰り便の輸送をマッチング。約7万トン分の輸送力向上に成功】 
当社では2012年にグループ会社の輸送部門を(ワーレックス社)1社に統合し、徐々に相互
輸送などを行っておりましたが、アナログな手法が主となっておりました。そのような中、
本年度からDX化を進めることにより、前年度と比較して、一台当たりの輸送能力を3%向上
させ、約7万トン分の輸送力向上に成功しました。

これまで日々の配車業務をアナログで行っていましたが、輸送管理システムにより、1日の
配車計画からはじかれる輸送トラックについて、エリア配送及び外部輸送の復路に活用で
きないかどうか、自動で検出され、配送計画を行うマネージャーがシステム画面を確認し
ながら各エリアと連携をとります。 このことにより、ドライバーが空のトラックで戻るこ
となく復路活用が可能となり、輸送力がアップしその結果、当社では年間約220万トンの
輸送を行っておりますが、そのうち3.1%の約7万トンの輸送量を増やすことに成功しました。
実際のドライバーの管理と配車を行うマネージャーからは、「帰り便の仕事を効率よく
見つけられるようになった」 「今までメモとって行っていた積載量の管理が自動反映され
るようになって嬉しい」といった声があがっています。

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【重量物流業界→トラック業界の課題解決に向けた「挑戦」】
当社グループでは上記のノウハウを活かし、鋼材物流だけでなく、広くトラック業界の課題
を解決していくために輸送管理システムの改築を行い、年度内の外販が決定しています。
この輸送管理システムを用いてデータ共有をオープンにすることで、共同配送や中継物流の
連携を行い、業界全体の課題解決に挑戦していきます。

本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申し込みを
随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください。


【会社概要】
名称 : 五十鈴株式会社
所在地 :〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル
代表取締役社長:鈴木 勝
事業内容:鉄鋼の中でも、薄鋼板の取り扱いを中心とした専門商社。自動車・家電・OA機器等
に活用される素材を供給する商社であると同時にメーカー機能(鋼板加工)を自社で保有し、
独自の技術力・ノウハウ・サービスを提供。
URL:https://www.isz.co.jp/

【取材依頼・お問い合わせ先】
広報窓口:五十鈴株式会社 丹沢