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東京理科大が開発中である次世代型パワーアシスト機器「マッスルスーツ®」の物流現場における実証実験に五十鈴倉庫が参画しました

マッスルスーツ五十鈴倉庫では、産学協同の試みとして、東京理科大学の次世代型パワーアシスト機器「マッスルスーツ®」の物流現場における実証実験に参画しました。この「マッスルスーツ®」は、人の筋力をサポートする目的で、同大学小林研究室が10年間にわたって研究開発してきたものです。今回は、現在、企業による製品化が進められている、2006年から開発された腰補助に特化した「腰補助用マッスルスーツ®」を使用しました。

11月9日(金)に実施された実証実験では、同大学の小林教授を中心に多数のスタッフ、学生にご来社いただき、実際に五十鈴倉庫社員が「マッスルスーツ®」着用・非着用のそれぞれの場合で、手作業による積替え作業を交互に実践し、物流の観点から腰痛対策・疲労軽減・作業性・安全性・装着感などが商品化できるレベルかどうかを検証しました。その結果、安全性や装着感に問題は無く、物流現場での腰痛対策には非常に有効であり、また作業性については、センサーの更なる改良・調整と作業者の習熟が必要であることが明らかになったようです。

今回の実験を通じて最先端のテクノロジーの実用化に、私たちの現場感のある物流ノウハウを多少なりとも役立てることができたため、これから実用化され商品として世に出て多くの人々に活用される日が楽しみです。今後も私たちのノウハウを活かし、様々な取り組みを通じて社会に貢献していきたいと考えています。