鉄鋼流通価値向上 OUTPUT 1 顧客の事業健全性向上 OUTPUT 2 SXへの協創 OUTPUT 3 D&I経営の推進 OUTPUT 4 五十鈴グループの次の成長を担う存在として、最も付加価値を 提供し、確固たる存在感を示していく必要がある――。 外部環境がめまぐるしく変わる昨今、ソリューション(SL)部門は そんな気概を強く持ち、邁進を続けてきました。 そのうえで、本年度掲げた部門のBHAG(部門を賭けた大きな目 標)は、「世界を舞台につなぐをつくる『データソリューションカンパ ニー』」です。 ここで言う“世界”とは、日本以外のグローバルを指すとともに、 メインフィールドだった鉄鋼流通業界以外の世界も指しています。 また“つなぐをつくる”にも複数の意味を込めました。「データと思 いをつなぐ」「人と企業をつなぐ」「過去と未来をつなぐ」。世界にあふ れる多彩なデータを集めて、色とりどりのソリューションを実現して いく企業へ、生まれ変わりはじめています。 そのようなSL部門の新生において、2025年度の主な取り組みと 成果を、3つに絞って紹介いたします。 まず1つめは、「点から面への転換」です。 コイルセンターのリーディング企業として長年培ってきたノウハウ やソリューションを、同業他社であるコイルセンターや鉄鋼流通業 界、重量物輸送業界などにサービスとして提供するのが、SL部門の 立ち位置です。ただこのサービスを、これまでは個社に個別に丁寧 にアプローチする営業スタイルを継続してきました。 これを一新し、個社の先に業界全体の業務改革を手助けする、 面にアプローチするスタンスへと変えました。「系列に関わらず、業 界全体のために貢献する五十鈴」。そんな認知をいただくための動 きへと変えてきたのです。 そのために意識したのは「原点回帰」です。そもそも我々SL部門 の強みは、国内有数のコイルセンターとして現場を持っていることで す。そのため、業務・生産・設備・システム・マネジメントなどのリアル な課題を知ったうえで、濃密なノウハウと知見をサービスに落とし 込むことができました。 言うならば「患者が医者になる」こと。同じ悩みや痛みをわかって いるからこそ、提供できる価値を“現場目線で具体的に提案できる” わけです。 昨年度は、同業のコイルセンターの方々に工場をご覧いただく機 会が増えました。我々の現場や事務所をショールームに見立て、実 際の業務の様子をそのまま見ていただきながら、それぞれの課題を 伺う。さらに、それに対する我々自身の取り組みやソリューションも、 飾らずありのままにお見せする。そうした活動を大切にしてきました。 「患者が医者に」という強みをよりオープンに活かしながら、この つなぐをつくるに、込めた思い。 原点回帰を起点に、「コイルセンターDX」を。 あらゆる「世界」へ拡張する データソリューションカンパニーへ。 10 事業 を通 じ た 社 会課 題の 解決
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