ビジョナリーレポート2022

全員が進んでいけば、「生きがい、やりがい、働きがいを 楽しく創るビジョナリーカンパニー」に近づいていくもの と確信しています。 五十鈴グループの全員参画経営は常に進化してい ます。拠点ごとにこれまで推進してきたVC(価値創造) 活動の一部は、グループ全体のSo c i e t yX(SX)プロ ジェクト、サステナブルファクトリープロジェクトに昇華さ せ、これまで以上にグループ一体となった活動が多くみ られるようになりました。拠点の主体的な活動に加え、各 委員会で主導したグループ案件の取り組みが増えてき たことで、活動の推進力が向上してきた実感があります。 新規事業開発だけではなく、カーボンニュートラルや SDGs、地方自治体や地域とのつながりも未来社会に 繋がるSX活動であるという理解が進んできたように感 じています。 お客さまやビジネスパートナーとの関係性についても 変化が現れてきました。鉄の商売、VCビジネスの機能 補完という関係性だけでなく、一緒に社会課題解決や 未来社会創りに向けて、ともに挑戦、進化していく関係 性へと変わりつつあります。 協創から協進へのプロセス変化の兆しが見えてきて います。 こうした様々な現場レベルでの活動は一層スピード 感をもって加速させていきます。一方で、株主との戦 略に沿った取り組みもこれまで以上に加速させてまい ります。デジタルに関する取り組みは、メタルワング ループのQOLABO(Qual ity of Life and Business Optimization)戦略に沿った形で推進していきますし、 超ハイテンなどの高級鋼板に対する取り組み、国内サ プライチェーンの最適化は、日本製鉄の戦略に貢献で きる体制を一層強化してまいります。 あらたに制定した新価値観のひとつである「縁誇創 新」は、株主をはじめとするステークホルダーやお客さま、 ビジネスパートナーやまだ見ぬあらたなパートナーとの 縁を誇りに思い、大切にし、あらたな価値を創発しなが ら未来社会をともに創っていこうという意味が込められ ています。 世の中にとって必要な存在であり続けるために、サス テナブル基盤を構築し、未来への縁をしっかりと創り上 げ、「みんなの夢をみんなで自己実現する企業」を社員 とともに目指してまいる所存です。 リーカンパニーを目指す 「縁誇創新」の精神で あらたな全員参画経営を目指す E N K O S O S H I N 第三の創業 基本方針 かわらないこと。 かえていくこと。 新常識と多様な個人をベースに組織を よりオープンに、 よりフラットに、 よりアジャイルに、 よりインクルーシブに、 共感と幸福感による全員参画経営により ビジョナリーカンパニーを目指す! 新執行役員体制 鈴木 勝 小萱 伸之 宮川 恵介 長尾 暦 黒田 一俊 瀬戸 明宏 本郷 正信 岩品 友幸 代表取締役社長(CEO) 副社長執行役員(COO) 常務執行役員(CFO) 常務執行役員(CCO・CRO) 常務執行役員 常務執行役員 執行役員 執行役員 4

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