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私たちは、お客さまの建物資産価値を維持し続けるため、現状の建物の用途変更を事業性・機能性・快適性の3つの視点から評価し、新たな建物として更新することで、建物資産価値の「再生」を実現しています。
具体的には、経年により時代に合わなくなってきた建物に対し、解体・建て替えに比べ短期間で安価に再生する手法を用いて、建物の将来を考えた機能追加や新しい建物としてのイメージアップを提案します。


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バブル期に建てられた高級賃貸マンションの賃貸経営を続けてきたDさま。折からの景気低迷や借り手ニーズの変化を受け、空室が目立ちはじめ家賃収入が下降線を辿り、当初の事業計画の変更を余儀なくされていました。
そこで、弊社は、入居者さまに「住まいに関する要望や希望の調査」を行いました。当マンションは、立地条件的には閑静な住宅街にあり、緑も多く生活環境として極めて良好でしたが、閑静過ぎて、時間的に人通りが少なく防犯が心配され、多くの方々が「安心・安全な暮らし」を望んでいることがわかりました。
そこで、マンション全体のセキュリティ強化策は勿論のこと、さらに収支バランスをⅤ字回復させるリノベーション計画やローン借り替え等について練り直し、最終的には、お客さまの建物資産価値向上を最大の目的とした提案に繋げ、現在の入居率は、90%(改修前57%)に回復しています。
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トイレタリーメーカーE社さまの研究所では、東日本大震災を機に建物強度を調査したところ、強度不足と診断され、弊社に耐震補強工事を依頼されました。その中身は、工事箇所以外は通常通り使用するためフロアごとに施工条件が異なり、また、外部配管及び内部機器が多く設置され、且つ、その内部機器は精密であるため、移動は不可能という大変困難な状況の中での補強工事でした。
弊社では、例えば、搬入可能な耐震部材での設計やフロアに置いてある内部機器を移動させないための内部ブレスの選定など、様々な角度から耐震補強工事プランの検討を重ね提案にいたりました。
工事は細心の注意を払い安全第一に、お客さまの業務に支障をきたすことなく、ご要望通りの耐震化を実現しました。












