CSR

国指定の有形文化財の寄贈式典で藤沢市より感謝状をいただきました

多くの自治体では、建物や絵画・工芸品など様々な文化財資源を保有されていますが、特に建物などは年月を経ることで経年劣化するための対策や管理(保存や修繕)に多くの課題を抱えています。
 そこで五十鈴中央大和サービスセンターでは、より良い社会づくりへの参画として、ビジネスパートナーと協働し、現存する文化財を3Dデータとして残し、デジタルアーカイブができるプロセスづくりを行っています。
 今回、藤沢市から取り壊しが決まっている有形文化財を3Dデータとして残すため、ドローンを活用した測量や活用できるデータへの返還などを行い、文化財全体のデータが完成し、レプリカの模型と測定データを寄贈しました。
 11月17日、藤沢市の明治市民センターにおいて、今回の取り組みに対して、藤沢市長から五十鈴中央へ感謝状を授与いただきました。

 活動の中で老朽化や予算等の自治体側の問題、地域のシンボルを活かした取り組みがうまくできない等の教育者の課題、文化財の興味関心が若い人たちに継承しきれないといった地域の人達の課題等一つの文化財から社会課題が見えてきました。
 今後は地域のシンボルをデータ化するといった切り口から、活用の選択肢を増やし地域課題に合わせてアップデートしながら、教育やシティプロモーション構想に貢献・参画の領域を広げていきたいと考えています。
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