五十鈴は「ビジョナリーカンパニー」(※)を目指しています。具体的には「気分よく働けて、業績がよく、自己成長できる会社」、そして地球市民として世界に貢献することを志し、独創的な組織づくりを展開しています。
戦後、日本の高度経済成長を背景に、力強く躍進した五十鈴は、鉄鋼薄板問屋から大きく飛躍しました。現在はスチールサービスセンターを中核に、ロジスティックス、ソリューション、ライフサービスと機能を拡大しグループ経営を実践しています。
五十鈴の最大の強みは「人と組織」、そしてその物の見方・考え方です。ですから「組織」の価値と働く「人財」の価値が自律的に高まり、両者が創発的に融合することで企業価値を創出する経営を試み、たゆまず実践し続けてきました。
今日では、五十鈴は創業者の強いリーダーシップにより「時を告げて」いた時代から、全員参画で「時計をつくる」設計者の集団に大きく変身しました。創業者精神を大切にした理念経営を実践しながら、同時に将来に向けた進化を重ね、サービスセンターから世界を舞台にした「バリューセンター」への挑戦を既にはじめています。
我々の原動力は、「そうありたい」と願う大きな夢と志です。
2020年に向けた長期経営目標を策定し、目指すべき方向性を明らかにしています。
グローバル化した21世紀、株主はもちろんお客さまや従業員、世界のすべてのステークホルダーの成長・発展に寄与することを使命とし、創業者精神である「必要な存在」であり続けたいと考えています。
鈴木 貴士五十鈴株式会社
代表取締役社長
※「ビジョナリーカンパニー~時代を超える生存の原則~」ジェームズ・C.コリンズ ジェリー・I.ポラス(著)(日経BP社)
