年に1度、全社員が集まり開催する「五十鈴グループ社員総会」の様子をドキュメントします【年1回更新】
6月15日(土)、グループ全社員と、株主や関連企業などを合わせた約900名が、有楽町のよみうりホールに集まり、グループ社員総会が行われました。
今年度の社員総会テーマは「This is VC!~未来協創企業に~」。
2010年に始動した長期経営目標「Will-Navi」。いよいよこの2年(2019-2020)でグローバル・バリューセンター(GVC)の実現を確かなものにする時が来ました。
これまでの2年間(2017-2018)で築きあげたバリューセンター(VC)へのグループ・各社の進化を共有するとともに、創りあげていきたいVC組織のイメージをより鮮明にし、「This is VC!」と自他ともに実感できる企業体へ全社員でダイナミックに踏み出す決意を固める機会としていきました。
私たちの多様で多彩なVCプロセスを実感し、
みんなでバリュー創発経営~未来協創企業へダイナミックな進化・新化を起こす決意を固める。
富士サービスセンター(SC)が受賞
2018年度MVC(最優秀拠点)は、五十鈴中央 富士サービスセンターが、8年ぶりの受賞となりました。
バリューセンターに向かって、VCの学習や研究開発に全員参画で挑み、ファブレスビジネスをはじめとする新たな付加価値サービスを創出し、それが「バリュー収益」として確実に成果を上げたことが評価されました。グループのVC化を促進する影響度も大きく、評価尺度も「VCヘの進化・成果」を基準にしたものにシフトしたことを証明した今回の表彰となりました。
バリューセンターとしての進化を実感
副社長の鈴木俊秀が、長期経営目標「Will-Navi」のこれまでの足跡とバリューセンターとしての進化を定量・定性の両面から振り返っていきました。発表時の2010年は、まずはコイルセンターからサービスセンターへ、ソリューションサービスという視点で変革し、前々中期の2015年度からは、バリューセンターへと視点やプロセスを変革・拡大し、その組織イメージやアイデンティティーを創り出し、ロジスティクス事業やファブレス事業などの第3、第4の事業をグループ全体で生み出してきたことを確認しました。そしてこれからは社会的な価値の創出へ踏み出していく決意を語りました。
それぞれのVCの日常とバリューを魅せる
この2年「We are VC」を合言葉に、それぞれの部門・会社でバリューの芽を育み、同時にVCとしての日常のプロセスに変革をしていきました。そこで、Stage1ではスチールサービス部門の3会社とロジスティクス部門・ソリューション部門の合計5組織が、「魅せるVC!」と題し、映像などを交えながら、自組織の独自のバリューやそれを生むプロセスについてプレゼンテーションしました。各部門・会社でそれぞれが多種多様なバリューとその日常プロセスを生み出していることが伝わり、グループ全体としてのVCへの進化を実感する場となりました。
VCのエコシステム(生態系)では「失敗」も組織の成長の糧に
真のVC企業体に変容するために、私たちの視点や考え方をさらに拡大していくことが大切です。「VCの“新”をみんなで創ろう!」コーナーでは、「VCビジネスプロセスの新化」「ロジスティクスの新化」「VC人財育成の新化」の3つの観点についてイノベーションの切り口とは何かをグループを代表して6名の各社各層の社員が登壇し、語り掛けながら皆で考えていきました。
VCとしての新たな情報収集・学習・規範・ビジネスパートナーとの関係性などの方向性を共有すると共に、失敗も組織の成長にする人財育成や組織開発の新たな視点の必要性も皆で実感しました。
大胆な夢で、全員参画で挑もう
グループ代表の鈴木貴士は、「大胆な夢」について、ホンダジェット開発のタブーへの挑戦が成功をもたらした実例を通して語り、五十鈴もまた、夢をもち、高い志をもって物事をやり抜く組織文化に磨きをかけていきたいという思いを全社員に伝えました。
恒例の3つのお願いは「振り返る」「見据える」「踏み出す」を挙げ、最後は、創業者である鈴木實直筆の「群龍」の書を示し、創業者精神を振り返り、高い志と全員参画経営で挑めば2020年GVCのゴールを切れることを確信していると社員への期待のメッセージで締めくくりました。
最後は客席にマイクを向け、明日からの自分を宣言しました。会場から多くの手があがり、今年は特に新入社員の発言が多く、これからの五十鈴への思いやこれからの貢献を元気に述べました。
来賓の方々からも感想をいただき、「社員の方々が皆でバリュー創造に楽しんで参画していることが伝わり、衝撃と感動を受けました」という有難いお言葉をいただきました。
<気づき・感想(WEBアンケートより)>