五十鈴グループの経営への全員参画活動・IOC(五十鈴組織変革)活動の様子をドキュメントします【年2回更新】
2019年9月19日(木)~29日(日)まで、「2019年度上期IOC(五十鈴組織変革)活動成果発表会」が開催され、各サービスセンターをCEO・鈴木貴士をはじめとする各執行役員が見学し、上期の拠点経営を検証しました。
五十鈴グループでは2020年をゴールに据えた長期経営目標「Will-Navi」を推進しており、残り2年で名実ともにバリューセンター(VC)になりきることを目指しています。今年度はグループ・拠点の新たな経営方針がスタートしており、今回が最初のIOC成果発表会となりました。
前2か年の延長線上のVC活動になることなく世界観を広げ、よりリアルな業界やお客さま、世の中にとっての未来社会を描き、多様なお客さまやビジネスパートナーとの協創体で、現実的な社会や業界の問題や課題に対する「新最適」を生み出す活動が多数見られました。
SS部門は、バリューの概念や視点をより拡大・進化させて、社会的価値を見据えた新たな生態系づくりに着手しはじめました。
また全拠点・サービスセンターでそれぞれのマーケット特性や強みを活かした独自性あるバリュー活動が展開されました。
最優秀賞を受賞した岐阜サービスセンターは、「ビジネスオペレーションバンク」として、異業種&異素材マーケティングのみならず「社会的価値」へとフィールド拡大し、マテリアルプロデュース・SCMビジネス・新LOGデザイン等、具体的な切り口を多様なパートナーと社員の全員参画で推進しており、今後の期待感が広がりました。
さらに、優秀賞の安城サービスセンターは、未来社会を現実的に捉えて循環型ビジネスなどを構想、展開し、努力賞の富士サービスセンターは、生活空間デザインマーケティング業というコンセプトのもとに全チームの方向性が連動し、様々な研究開発や機能開発が始まりました。
SS部門のバリュー活動が促進された要因の一つには、SL部門のグループ全体や各拠点への協働・協創が影響していることがSS部門の発表からも伝わりました。
今回、努力賞を受賞した五十鈴ビジネスサポート(IBS)は、株主メタルワンが三菱商事の総合素材グループに属したことを受け、総合素材マーケットへのバリュービジネスの開発・展開で株主グループへ貢献していくという方向性のもと、五十鈴グループ全体で新たなバリュープロデュース機能の発揮が始まりました。
LG部門は、今年度からのNewロジスティクス・バリューネットワーク構想が発表した10チーム全てに具体的に展開され、LOGネットワーク網の拡大、商材拡大、機能開発(小口・遠方配送、アドバイザー)など、ビジネスパートナーや荷主と協働し、活動のバリエーションも多岐に亘りました。