五十鈴の全員参画経営 社内報[in]制作の現場

参画型の誌面づくりで組織風土を醸成する「社内報[in]」の制作ドキュメントです【年4回更新】

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161号 「働きたい未来」が見えるキッカケをつくりたい

企画背景「今の社内報は、“自己主張”が弱まっているのでは?」

年度が替わり、総勢14名の新たな編集員チームでスタートした社内報[in]。
入社2年目と年次の浅いメンバーも多いことから、改めて社内報[in]が「今、会社にとってどのような役割を果たしているか」「今後もっとどんなことが期待されているか」を各自が社内リサーチし、年度展開テーマを決める、第1回の編集会議に臨みました。

今年度は「We are VC!」を合言葉に、価値を生み出すバリューセンターとしての組織体に変わっていくことを目指す、2017‐18中期経営計画の2年目にあたります。
社内リサーチを共有したところ昨年度は、五十鈴グループ内で様々に起きているバリューセンター化への動きやそのプロセスを知ることができたという好意的な意見の一方、リーダー層からは「もっと自由な発想での提言を」という声や、若手からは「そもそも会社に興味がないから、社内報を読まない」という、ショッキングな声もあがってきました。
編集員は、これらの声を [in]のコンセプトである「自己主張」の弱まり、と受け止めました。そして、今後は「正解はわからないけど、自分たちの働きたい未来や皆が働きたい未来を考える『キッカケ』となりたい!」という思いが生まれてきました。
そのために導きだしたキーワードは「刺激」。若手編集員の発想や本音をはじめとした、社内外の様々な異なる視点や、感情を動かすようなビジュアルを「刺激」にして、自分たちの見える世界を変え、新しい「五十鈴」を創りたい!という思いを込めて、「『超』五十鈴~刺激の数だけ、世界が広がる~」という年間テーマを設定しました。

自己主張テーマ

様々な刺激を生み出し、見える世界を広げよう

「超」働き方~職場の「いいね!」な未来

「いいね!」と皆が思う職場や働き方を、皆で創っていこう

第1回目のテーマは、自分たちの身近な問題である「働き方」に設定しました。
「定時で帰れる会社がいい」「業務量が多いから採用を増やしてほしい」という意見があがる一方、「法律を守るためだけ、単に自分たちが楽するだけなのは、ウチらしくないよね…」など、編集員の中でも意見の相違が生まれていました。

そこで社内の様々な層の方々に「理想の働き方」をヒアリングしたり、過去、先輩社員が自分たちで働き方や職場のあり方を変えてきた経験を取材した上で、どんな働き方を皆で創っていきたいのか、そしてそのためにどんなことを皆で考え、変えていきたいのかを、提案としてまとめていきました。

本特集の編集活動を通じて~編集員の声~
皆にヒアリングしてみて、皆たくさんの想いを持って働いていることを実感した。編集員として自分の想いを発信するだけでなく、皆の想いを引き出せるようになりたい。

その他、こんな企画も

GVC(グローバル・バリューセンター)への1S2B(1ストライク2ボール)

長期経営目標「Will-Navi」で目指すうえで、それを促進する五十鈴の良さや、進化につながる啓発ポイントを明らかにすることを狙いました。外部で働いた経験があり、他社を知っているからこそ違いがわかる社員にインタビューし、五十鈴内の研修等で実施しているフィードバックセッション「1S2B(1ストライク2ボール)」形式で誌面化しました。