五十鈴グループの経営への全員参画活動・IOC(五十鈴組織変革)活動の様子をドキュメントします【年2回更新】
2017年9月14日(木)~26日(火)まで、「2017年度上期IOC(五十鈴組織変革)活動成果発表会」が開催され、各サービスセンターをCEO・鈴木貴士をはじめとする各執行役員が見学し、上期の拠点経営を検証しました。
五十鈴グループでは、2010年に長期経営目標「Will-Navi(2020年ゴール)」を掲げ、「グローバル・バリュー・センター」の実現を目指し、中期(2年)のサイクルで活動し、これに合わせてIOC活動も新たなスタートとなります。
テーマは「組織と人財のダイバーシティを高め、新最適バリューチェーンの創造と共に、VC価値の拡大を図る」です。
それぞれが、「VC(バリューセンター)基盤の構築」という基本方針のもと、拠点毎にサービスセンターからバリューセンターになるための、従来とは異なるプラットフォーム構築やプロセス、マネジメント変革に取り組みはじめました。
SS部門は、「Will-Navi」ゴールの2020年のその先を含めて、未来志向で自分たちの生き筋を描きながら、現実の活動に具体化させていく活動をスタートさせています。
特に、自動車マーケットにおける軽量化のキーとなる「マルチマテリアル」に着目し、加工研究開発に取り組むと共に、情報を集約し、ビジネスパートナーのネットワークを拡大させています。
最優秀賞を受賞した安城サービスセンターは、 「2030年の車社会」をテーマに経営側から現場までが戦略的かつ未来志向で活動し、五十鈴東海の中で「ステークホルダーにとってのマーケティングセンター」として、グループや各SCでの新たなビジネスに繋げました。
優秀賞の岐阜サービスセンターは、五十鈴東海・グループの中での研究開発センター的役割を担う意図で、「マルチマテリアルの研究開発」や「IoTを活用した輸送管理システム」などスピード感を持って具体化を推進しました。
努力賞の太田サービスセンターは、業界的には不採算と言われるシート材の2次加工について、組織変革しながら価値を高める「シートリノベーション」活動が効果を生み出しています。
ソリューション部門は、個社単体ではなく、グループの新機能の構築に向けて活動しています。グループの価値体系化やお客さまへの展開を担うIBSが優秀賞を、MOSHDグループの経営基盤を強固にするための共通インフラづくりを進めたIMSが努力賞を受賞しました。
ロジスティクス部門は、「コンプライアンス」や「待機時間の削減」をテーマに、スチールサービス部門やソリューション部門と協働し、長期的な「ロジスティクス・バリュー・ネットワーク」構想を具体化しています。