五十鈴グループの経営への全員参画活動・IOC(五十鈴組織変革)活動の様子をドキュメントします【年2回更新】
2013年9月17日(火)~9月25日(水)まで、「2013年度上期IOC活動成果発表会」が開催され、各拠点をCEO・鈴木貴士をはじめとする各執行役員が発表を見学し、上期の拠点経営を検証しました。
12-14中期経営計画2年目の折り返し地点の重要な時期となりますが、変革イメージは明らかとなったのでしょうか?
2013年度上期より、各拠点のブランドコンセプトを見直し、外部から認知していただきたいサービスセンター像を具体化しています。そのため、上期のIOC活動においても、多くの拠点でブランドコンセプトを各チームの活動と紐つけながら推進させてきました。外部に発揮していきたいブランドイメージと、自分たちのありたい姿を連動させていくことで、あらたな変革の切り口が見えつつあります。
下期は、ブランド認知を拡大させることで、これまで多く生み出してきた価値をサービスセンターとしての「新収益」に変えられるよう、スピード感ある変革活動を進めていきます。
今年度の五十鈴グループ強化策の一つとして「拡販」を掲げる中、SS部門では、現実的な成果達成を目指しながらも、将来の変革イメージを見据えた活動を進めてきました。そのため現状の収益を担保・拡大しつつも、視点を広げて新しい価値の芽が生まれてきています。
最優秀賞に輝いた五十鈴関東/小山サービスセンターでは、昨年度から描いてきた変革テーマに向けて、建材マーケットの可能性を軸に活動を進化させてきました。今期はさらに協創プロセスに深さが増し、目指す「創発事業」の実現が、より現実味を帯びて見えてきました。下期はさらなる活動の進化を通じて、数値的な成果創出を目指します。
今期はいかに自分たちの活躍フィールドを拡大できるかということにポイントを絞り、活動を進めてきました。
そこで、これまではほとんど接点のなかった建材マーケットのお客さまをターゲットに認知獲得すべく、出張型ショールームを展開してきました。これまでは決まった仕事をうまく推進していく思考でしたが、自分たちでお客さまに価値発揮していくという状況を自分たちで創り出し、成果につなげられたことで、生産営業としてあらたなやりがいを見出すことができました。
今後も新しいことにどんどんチャレンジしていきながら生産営業の価値を拡大させていくことで拠点の目指す「Willシナジーサービスセンター」実現に貢献していきます。
メタルワンさまや、メタルワン・サービスセンター・ホールディングス(MOSHD)さまの中で、貢献領域を拡大してきたSL部門は、各社ともこれまで形にしてきたサービスに磨きをかけ、継続・安定的なソリューション展開につなげています。今後は、現状の延長線にとどまらず、さらに先の変革イメージを見出し、ソリューション会社としての存在価値をグレードアップしていくことが求められます。
最優秀賞のベル・インフォ・テック(BIT)は、これからの変革の青写真が描かれ、事業領域拡大に向けた活動が進みました。これまで培ってきたノウハウ・技術を活かしながら、基幹システム開発を切り口としたサービス領域を拡大し、あらたな事業構想の実現を目指していきます。
今期は、既存のソリューションにとらわれず、あらたなソリューションサービスの開発を通して事業領域拡大につながる活動を進めてきました。その中で、過去の経験値や既存のツールでは踏み込めない領域があることに気づき、新商品の研究開発を行ってきました。
上期のポイントは、将来の可能性につながる戦略をいかに生み出すかということでした。事業領域を拡大するためには、継続的なソリューションを提供していく必要があります。新商品の研究開発には様々な制約条件がありましたが、過去のコンサル経験やバリューデスクで培ってきた現場のノウハウやナレッジ、ITを駆使しながら可能性の拡大へとつなげることができました。
今後は、お客さまやMOSHD、五十鈴グループと協創しながらスピード感を持った活動で、可能性を実現に変える力を養っていきます。