参画型の誌面づくりで組織風土を醸成する「社内報[in]」の制作ドキュメントです【年4回更新】


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ビジョン実現に向けた一人ひとりの「挑戦」を促すために、社内報[in]編集活動でも様々な取り組みを試行中。前号では、社員参画型の異業種ベンチマークを実施し、将来に向けた一人ひとりのあらたな挑戦テーマを見出していきました。「[in]に関わろうとする人たちが増えた」「組織の成長に向けて挑戦したいという声が聞かれた」など、編集員からも周囲の「挑戦心」を喚起している手ごたえを感じている様子。
さて、2012-14年度中期戦略も折り返し地点の今、さらなる進化を加速させていくために、今回の[in]編集活動はどのような展開が繰り広げられるのでしょうか?
今号の表紙は「ISUZU新火リレー」のテーマのもと、スケートリンクのトラックを走りながら、社員のみならずお客さまにまでWill(意志・夢)の火を連鎖させている様子を表現しました。
サービスセンターとして、お客さまとともに新たな価値を生み出す関係へと進化させたい
サービスセンターとして、様々な内部の進化が見えてきているものの、「お客さまからはサービスセンターとしてなかなか認知してもらいにくい」という現状が立ちはだかります。私たちはお客さまとともに、これまでにない新しい価値を生み出す、つまり「協創」を広げていきたいと考えているのですが、お客さまからの期待やニーズが変化しなければ、協創関係には至りません。
そこで、編集会議ではお客さまも気づいていない「Will(意志・夢)」を喚起・拡大するようなプロセスづくりがキーになると仮説立てテーマを決めていきました。
今の自分たちの現状を振り返りながら、次なるテーマを思考。

お客さまのWillを喚起させるプロセスを探り、中期戦略実現のスピードアップにつなげよう!

中期実現へのスピードアップへ!!
お客さまのWillに着火しよう!
お客さまのWillを喚起させることを、「Will着火」と称して、様々なWill着火プロセスを模索していきます!
五十鈴グループ全体のお客さまとのプロセスはどう進化しているのだろう?
まず、編集員を通じて各拠点の組織プロセスについて検証しました。その中でも注目すべきは、お客さまとのプロセスに関わる「マーケティング」「協働・協創」「IR・PR」の観点。
グラフを見てみると、お客さまに対する貢献のあり方や協働・協創のあり方は、ここ数年で、サービスセンターとしての新しい価値づくりを起点に大きく変化してきていることがわかりました。
今後は、さらに「Will着火プロセス」を進化させ、新たなサービスや事業へとつなげていくことが必要です。さて、どのように進化させていけば良いのでしょうか?
2010年度、2011年度の組織プロセスの比較から見て、サービスセンターとして着実に進化していることがわかります。
今、どのようなWill着火プロセスが広がっているのだろう?
現在、お客さまのWillに着火し、新たなサービスの芽が生まれている拠点が増えてきています。まずは、具体的な事例を通じて、お客さまとの接点やアプローチの仕方を進化させ、「Will着火」につなげるポイントを探っていきました。
五十鈴関東/小山サービスセンターでは、お客さまに五十鈴のビジョンや経営スタイルそのものに対する信頼感や期待感を高め、お客さまとの関係性を進化させていきました。「五十鈴とともに異分野・異業種への事業を拡大したい」というお客さまのWillが喚起し、今ではお客さまのお客さまへと協創が連鎖され、バリューチェーンを生み出すビジネスの可能性が見えつつあります。
お客さまのWillが次々と喚起されていく様子が見てとれます。
みんなでWill着火プロセスを変革してみよう!
STEP1での「Will着火プロセス」の進化ポイントを踏まえ、皆でお客さまとのプロセス変革に挑戦すべく、各拠点のキーマンに進化ポイントについて話し合ってもらいました。
五十鈴東海/岐阜サービスセンターでは、お客さまの特徴やニーズに合わせて4つのWill着火プロセスの型を設定。実際に労働基準協会さまに対して、その中の「協働開発型」のプロセスを築けるよう安全マネジメントのショールームを展開し、新しい協創のあり方からサービスへの進化を模索しています。
なんと小山サービスセンターの話し合いの最中に日経新聞から取材を受けました!
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異業種のお客さまに対しても、4つの型に合わせてアプローチしてみたことで、インパクトを与える魅せ方や危険体感実習のプログラムの運用の仕方など、様々なプロセスへと変えていく必要性が見えてきました。今後もバリエーションを増やしながら、Will着火プロセスを通じて岐阜サービスセンターの価値を高めていきたいと思います。
新しい価値を生み出し続けるために、Willを拡大していく
今回見てきたように、Will着火プロセスへの変革に挑戦したことで、お客さまとともにどのような価値を生み出していきたいのかを見据えながら、様々な切り口でアプローチしていくことで、あらたな協創が生まれ拡大していく可能性が見えてきました。
そして、その先にあらたなサービスが生まれ、新事業へと広がる、そんなWill着火プロセスに、私たちはこれからも挑戦していきます。
協創をたくさん連鎖・生み出し、あらたなサービス・事業につなげていきます!
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今回の特集を通じて、お客さまの「Willに着火する」というテーマのもと編集活動を行ったことで、自分自身もお客さまの思いを喚起するためには、様々な魅せ方やアプローチがあることに気づかされました。 これからは編集員としても、誌面を通じてみんながビジョン実現に参画したくなるように、グループ全体へのWillに火をつける様々なプロセスを模索していきたいと思います。
その他、こんな企画も
ブランド de プロセスチェンジ
五十鈴では、今期より各拠点のブランド創造活動が展開されています。今回はブランドが伝わるための各拠点の活動状況をレポート。オフィスや業務スタイルなど様々な変化が見えてきています。
新たな「ツール」で魅せます!五十鈴PRグランプリ
これからの五十鈴の姿を魅せるべく、新しいPRツールのアイデアを皆から大募集。流行のゆるキャラから選挙風ポスターまで!?五十鈴のPRのあり方に新風を巻き起こします!