五十鈴の全員参画経営 社内報[in]制作の現場

参画型の誌面づくりで組織風土を醸成する「社内報[in]」の制作ドキュメントです【年4回更新】

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「俺たち夢見るトップランナー」

Will-NaviミーティングやIOC活動etc・・・将来に向けた新たな活動が次々とスタートし、目指すサービスセンター(SC)、そしてその先のグローバル・バリューセンター(VC)に向けた可能性の芽も見え始めてきました。といっても本当に実現できるのか、いまいち実感がわかないという声も出ているのが現状です。
しかし「もっと皆が参画しなければ進化のスピードは上がらないのでは?」「未来は自分たちの手で実現していかなければならない」という編集員の思いから、五十鈴社員の皆が夢の実現者として走り続けられることを促進する[in]を目指して「俺たち夢見るトップランナー」というテーマを設定し、131号編集活動がスタートしました。

協創活動だけでなく自分たちのあり方を見直して、バリューセンターの山の頂上へ、さあ飛ぶ準備を始めよう!

企画背景活動は進んでいるけど、本当に進化している?

今までの特集では、「価値マーケティング」を通じてお客さまに対する価値を生み出すポイントを探ってきました。各拠点でも価値づくりに向けた活動は加速し、そこへの皆の関心・参画度合いは高まっています。とはいえ、掲げている中期経営目標もすでに折り返し地点。そろそろ今までの活動を成果に結び付けなければなりません。しかし自分たちは本当に中期で目指すサービスセンターになれているのでしょうか?また、その先のバリューセンターに近づけているのでしょうか?活動は進んではいますが、なかなか成果が見えてこない理由って一体何なのでしょう・・・?

自分たちは今本当に進化しているのだろうか?成果に結びつけるために必要なことを編集会議で考えました。

自己主張テーマ

さまざまな挑戦をしているけど、もしかしてそれに取り組むにあたって、自分たちの中のあり方を改めて見直してみる必要があるのでは?!

Start

特集カチカチ(価値・価値)山の頂上へ~飛ぶ準備を固めよう~

拠点の価値づくり(SC・VC)進化度を診断!進化のポイントとは?

どのくらい自分たちがサービスセンター・バリューセンターに向けて進化しているか、「マーケティング」「組織学習」「協働・協創」「IR・PR」「人財育成」の観点から、アンケートによる診断を各拠点で実施してみました。
すると五十鈴グループ全体の傾向として、マーケティング分野の進化は実感しているものの、IR・PR分野では進化の認識は低く、観点ごとに進化のばらつきが見られました。アンケートを分析してみると、進化を阻害している要因として、自分たちの固定化している「考え方」を変える必要性が明らかになってきました。

<STEP1>価値づくり進化度を各拠点で実践。グループの平均はこのようになりました!

「考え方」の転換にチャレンジ

そこで今回は、青梅五十鈴・安城五十鈴の2拠点が「考え方」の転換に挑戦。ミーティングで自分たちの傾向を分析・深堀りしていくうちに、拡大すべき「考え方」のポイントが見えてきました。
そしてそれをもとに、一人ひとりの行動やチームの活動を意図して変えて取り組んだことで、凝り固まっていたメンバー自身の見方・考え方も少しずつ変わっていくようになりました。 青梅は、「サービスなどのソフト面は見えないものでアピールや協創がしづらい」という思考から、「ソフト面は見せることができ、協創につながるもの」という考え方に。また、安城では「協創は明確な情報や答えがあってこそできるもの」という考え方から、「協創はプロセスからこそ生み出され、全員の情報・気づき・学びが大事」という考え方に変える必要があることに気づきました。

<STEP2>自分たちの「考え方」転換のポイントは?ミーティングで真剣な話し合いが行われました。

「考え方」の転換を実践して ~参加者の声~
今後提供しようとしているサービスは形がないので共有することが難しく、つい自分たちでできるようなことを切り口に協創へと繋げようという発想になっていた。しかし重点ユーザーが見直されて情報源が拡大されたことで、対応可否に関わらずシンプルにお客さまが求めることに対してどういう仕組みや提案ができればいいのかと考えるようになった。
普段、周囲の情報を聴く方が多かったが、自らお客さまにアプローチをするなど、実践してみて活動したからこその学びを共有した方が思考が広がるのだと感じた。自ら動いて考える人がもっと増えることが大切だと思った。
未来基準の「考え方」を定着させるために

今回、診断や「考え方」を変える活動を行ったことによって、サービスセンター・バリューセンターに向けた活動は行っているものの、それがなかなか自分たちの価値観や行動規範として根付いていなかったことに気づくきっかけとなりました。
活動を終えた編集員たちの話し合いでは、日常的に自分たちのあり方を振り返ったり、考えたりすること自体が、新しい発見・納得・行動へとつながり、サービスセンターやバリューセンターに近づいていくのだということが理解されました。

<STEP3>今までの考え方・あり方を改めて未来基準の自分たちに変えるために、ツイッター形式で皆でつぶやき合いました。

本特集の編集活動を通じて ~編集員の声~
サービスセンター・バリューセンターに変えていくために取り組んでいることは間違いではなくても、自分たちの考え方や行動にこれまでと変えることができていないものがあるのだとわかった。思考・行動の癖を改めて見直して、将来に向けた自分たちを客観的に見る力が必要だと思った。

その他、こんな企画も

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コイルセンターからサービスセンター(SC)への転換を目指す中、個人としても未来に向けて自分の「強み」を活かしてキャリアを描き、新たなフィールドで走り続けている人々が沢山生まれています。
そんな「トップランナー」にクローズアップして、目指すきっかけや、面白さ・やりがいを聴いてみました。

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