五十鈴グループの経営への全員参画活動・IOC(五十鈴組織変革)活動の様子をドキュメントします【年2回更新】
2021年2月17日(水)~25日(木)まで、「2020年度下期IOC(五十鈴組織変革)活動成果発表会」が開催され、各サービスセンターをCEO・鈴木貴士をはじめとする各執行役員が見学し、下期の拠点経営を検証しました。
2020年をゴールに据えた長期経営目標「Will-Navi」を推進しており、今年度は目指すバリューセンター(VC)としての企業像を確立し、次のビジョンに繋げていくその最終年度であり、いよいよWill-Navi最後の下期IOC成果発表会となりました。コロナ禍での開催ということで、上期と同様にCEOとCOO、1名の執行役員3名で視察し、評価・表彰をしました。
このような状況下、対面する鋼板流通業界も例外なく厳しく、また自動車業界も大きな変革期にある中で、流通全体でのDX推進やその他様々な業種業界や組織機関との協創活動などコロナ禍にあっても停滞することなくむしろ継続・進化させる取り組みがどの拠点・サービスセンター(SC)でも着実に推進されていることが確認された発表会でした。
SS部門は、いずれのサービスセンターも上期に描いた未来社会を見据えた構想や仮説のもと、それをリアルにスピード感をもって具現化していることが各所で窺える発表でした。対面業界との新たな未来像を見据えたSCMとDCMの両面からのDX協創、さらにSDGs(持続可能な開発目標)の実現を念頭においたお客さまや地域社会との協創でよりよい社会に向けた取り組みを展開していきました。
最優秀賞を受賞した安城サービスセンターは、情報バリュー機能を進化・拡充し、SDGsを共通テーマに、流通やメーカー、その他関係各所との「未来協創体」としての新最適体制を着実に整え、推進していることが高く評価されました。
優秀賞の岐阜サービスセンターは、上期の構想を具体化する中で、全社員で新たな学習プロセスを見出しながら、価値を生み続ける組織体とはどうあるものかを体現し、これからの五十鈴グループの全員参画の姿を示していきました。
努力賞の富士サービスセンターは、よりSDGsや社会貢献を意図した目標観と活動に昇華し、またサービスセンター経営の次世代モデル(セントラルオペレーション、スマートファクトリー)をグループで先駆けて取り組み、今後への期待が高まりました。
SL部門は、デジタル社会や世の中の大きな変化を捉え、こらからの新たな事業・サービスや組織のあり方を示すものも多く、SL部門への期待がさらに高まる機会となりました。
例えばITCでは、「MIRAI事業実現」を描き、株主グループ内で実際に展開され、様々な価値や可能性を生み始めているGI-TPMモデルの展開がその象徴となりました。IMSでは、従来のシェアードサービスをデジタル社会を見据えた全体構想として描きなおし、会計DXやリーガルDX、ニューノーマルでの人財活用モデルとして推進・展開し、異なる視点・領域でのソリューション部門各社の取り組みと進化が窺える発表会となりました。
※今回SL部門では表彰に該当する会社はありませんでした。
※LG部門の発表会は、時期と開催方法を変更し、3月に開催します。