五十鈴の全員参画経営 五十鈴グループ社員総会ダイジェスト

年に1度、全社員が集まり開催する「五十鈴グループ社員総会」の様子をドキュメントします【年1回更新】

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2020年度のテーマは「魁~Willは∞~」

 6月28日(日)、今年度の社員総会は、新型コロナウイルス感染症の影響をふまえ、五十鈴グループ初となる開催形式オンラインのLIVE配信型でのグループ共通プログラムを各拠点・場所で視聴する前半と、それぞれの場所で拠点企画の社員総会プログラムを実施する後半の2部構成での開催となりました。

グループ全社員の約800名が、当日それぞれの場所で参画する新しい形での社員総会が行われました。

 今年度の社員総会テーマは「魁~Willは∞(無限大)~」。

 2020年度は長期経営目標「Will-Navi」ゴールの年であり、同時に次の10年のビジョン策定もはじまり、未来への「魁」となるべくスタート準備の年です。この10年の五十鈴グループのバリューセンター(VC)への進化や成長を確認しあうと共に、次の未来に向けた決意を固め、これからの「魁」となることを誓うキックオフの機会となりました。

ねらい

この10年のバリューセンター(VC)組織への私たちの進化・新化を共有し、
今の私たちのVCアイデンティティーを共に確かめ合い、次のステージ(Vision2030)に向かうエネルギーを創り出す。

ダイジェスト

 

 
2019年度MVC(最優秀拠点)表彰

岐阜サービスセンター(SC)が受賞

 2019年度MVC(最優秀拠点)は、五十鈴東海 岐阜サービスセンターが受賞しました。
 忙しい状況の中で、工場拡張などの投資案件を組織的に推進し体制を築き、IOC活動での上期・下期ともに最優秀賞であるようにバリューセンターとしての進化も止めることなく加速させグループのVC活動を牽引してきたことが評価されました。
 表彰はリモートで岐阜SCを中継で繋いで、経営チームメンバーの喜びの声と社員の姿をグループ全社員に配信し、それぞれの場所から栄誉を讃えました。

2020年度の方向性【五十鈴グループ 代表/鈴木 貴士】

“魁”、第三の創業にむけたスタート

 グループ代表の鈴木貴士は、あらためて五十鈴が標榜するビジョナリーカンパニーや創業者精神を確認し、次の10年の魁となる年であり、新しい時代の「第三の創業」であることを全社員に伝えました。これからの「新常態」を五十鈴グループも創り出す時であり、そのために我々が気をつけること、と同時に「心の免疫力」を高めていくことの大切さも述べました。
 恒例の3つのお願いは「耐える」「作る」「慣れる」を挙げ、今回はプラスアルファで「元気・笑顔・素直」を大切にしながら3つのお願いを実践し、今年を「魁」の年としてさらなる成長に向かって欲しいという社員への期待のメッセージで締めくくりました。

 
私たちの10年進化

Will-Naviゴール、バリューセンターとしての進化を実感

 2010年からの長期経営目標「Will-Navi」のステアリングをしてきた未来協創ステアリングコミッティより、この10年の成長の軌跡を振り返っていきました。
 この10年は2~3年の中期戦略で段階的にコイルセンターからサービスセンター、そしてバリューセンターへと進化していきました。その取り組みをさまざまな各拠点の事例を交えながら共有していきました。そして、VCのプロセスとして、ショールームの進化、全員営業の進化、価値創造の進化、VC人財化という4つのプロセスが進化してきたことを実感しました。10年前は漠然としていた目指す企業像が、グループ全社員の取り組みで具体的なイメージをもって実現されていることを確認しあう機会となりました。

魁、さぁ未来へ!

「未来社会創造企業」への決意を皆で固める

 いよいよ、昨年の秋から毎週のように議論を重ねている、2030年ビジョンの一部が全社員で共有されました。
 まずは委員長である鈴木副社長より8名のメンバーを各場所と中継で繋ぎながら紹介しました。そして、瀬戸プロジェクトリーダーよりこのプロジェクト「I-Society X」に込めた思いとして、「未来の社会づくりに貢献している五十鈴」であることを力強く述べました。
 まずは未来社会をどう捉えていくか?そこから五十鈴が主体的に関わり、つながっていくべき社会、参画し共に創り上げていくべき社会とそのための成長シナリオを共有していきました。
 「魁」にむけた我々の進化への決意を一つにし、LIVE配信でのグループ全体でのリモート社員総会プログラムを終了しました。

 
各拠点・場所での社員総会~エンディング「私たちの魁宣言!(映像)」

拠点・場所での社員総会の様子

エンディング映像「私たちの魁宣言」

それぞれの拠点で進化の検証と「魁」へのキックオフ

 ここからは各拠点が主催となり独自のプログラムで展開する社員総会プログラムが場所にWEB会議をつなぎ展開されました。プログラム内容は各拠点それぞれですが、拠点の10年の進化を共有したり、この先の魁への拠点の成長イメージを共有したりと今回のねらいへの話し合いが行われました。
 最後は、どの拠点・場所でも共通に、「私たちの魁宣言!」と題した、SS部門3拠点、LG部門、SL部門、LS部門が撮影~制作した明るく元気なエンディング映像と代表・副社長・ISXリーダーのメッセージを上映し、今一度グループ全体で魁に向け心を一つにして、今年度の社員総会を締めくくりました。

総会を終えて

<気づき・感想(WEBアンケートより)>

  • ★初めてのリモートでの社員総会という取り組みだったので新鮮だった。自分も初めてや挑戦といった新しいことへの一歩踏み出そうと思う(大和SC/一般職)
  • ★コロナ禍でグループ社員の一人ひとりがポジティブに仕事をしているのが見られて、メンバーのモチベーションアップに繋がったと思うし、10年先が楽しみになった。全員参画のパワーを改めて実感できた。(ワーレックス/管理職・ リーダー)
  • ★Will-Naviのスタート段階では試行錯誤していたが、考え抜きチャレンジを繰り返すことで新たなサービスを生み出すことができた。今後の新たな10年は新しい常識を生み出す気持ちで臨んでいきたい。(BIT/管理職・ リーダー)
  • ★総会に参加するにあたって10年後を自分なりに学んだことで、本当に自身のこととして捉えることができた。働き方が「世の中の状況で変わる」のではなく「自身から主体的に変える」ために、日常からの取り組んでいく必要性を感じた。(太田SC/一般職)
  • ★この先10年、どのようなビジネスが世の中にマッチするのか分からないが可能性は大いに秘めていると思うので、アイデアを考えるだけで終わらせず、どのようにしたら形になるのか、具体化していきたいと感じた。(岐阜SC/一般職)
  • ★未来に向けてSCや拠点が変革していく必要があると改めて感じた。社会的価値の創出というこれまでと違うステージでの協創活動は一人ひとりの強みを最大限に発揮し、五十鈴で働くことでやりがいが生まれ、わくわく出来ることを日常的に感じる職場にしていきたいです。(富士SC/管理職・ リーダー)