五十鈴グループの経営への全員参画活動・IOC(五十鈴組織変革)活動の様子をドキュメントします【年2回更新】

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2020年度上期 IOC活動 「大きな環境変化もチャンスと捉え進化」

 2020年9月21日(月)~29日(火)まで、「2020年度上期IOC(五十鈴組織変革)活動成果発表会」が開催され、各サービスセンターをCEO・鈴木貴士をはじめとする各執行役員が見学し、上期の拠点経営を検証しました。

五十鈴の生命線IOC活動及び発表会は継続

 五十鈴グループでは2020年をゴールに据えた長期経営目標「Will-Navi」を推進しており、目指すバリューセンター(VC)としての企業像を確立し、次のビジョンに繋げていく今年度はその最終年度です。そのような節目の年ですが新型コロナウイルスという未曾有の事態での活動を余儀なくされました。
 様々な会議が五十鈴もリモート型に変更、あるいは延期・中止しています。しかしIOC活動は「五十鈴の生命線」であると捉えおり、発表会の継続開催を決めました。通常であればCEOをはじめ全執行役員が各拠点・各SCに赴いていましたが、今回はCEOとCOO、1名の執行役員の3名が視察し、評価・表彰をしました。コロナ対策には万全な体制をとり、CEO自らが現場に赴き、その実態を肌で感じるとともに、各チームの発表を見て社員を直接激励しました。
 その経営の思いに応えるように、各拠点・サービスセンターの活動はこの環境下でも社会的価値を捉えた価値創造や学習の継続と進化が随所に見られました。

SS(スチールサービス)部門

 SS部門は、コロナ禍の影響を大きく受けた中での活動ではあったものの、どの拠点もVC全体像とその方向性に基づいた各チームの取り組みがされました。特に、未来社会を見据えたDX(デジタルトランスフォーメーション)や社会貢献分野など新たな付加価値創出に関する企画・構想、ビジネスパートナーや地域コミュニティとの協創の推進、変化を先取りしたマーケティングや業務プロセスの拡充、ワークスタイルの変革への挑戦などこの危機的状況をむしろ変革のチャンスと捉えた活動が多く見られました。
 最優秀賞を受賞した岐阜サービスセンターは、未来のモビリティ社会・循環社会・スマート社会を見据え、地域社会と連携した社会的価値への協創が拡大しました。活動プロセスも全チームの活動が相互に連携し、全員参画で推進するスタイルが確立しており、それらが収益力向上、企業価値向上、さらにはブランド認知向上につながっていることが高く評価されました。
 優秀賞の富士サービスセンターは、視野や思考は社会的価値を捉えながら、活動は地域に根づいたリアルな取り組みでフィールド拡大への可能性が高まる発表でした。ファブレス事業の進化・深化も見られ、オペレーション改革とグローバルパートナーとの新たなプロセスマネジメントの重要性をグループ全体に示すものとなりました。

SS部門 2020年度上期順位
  • 最優秀賞:岐阜サービスセンター(五十鈴東海)
  • 優秀賞:富士サービスセンター(五十鈴中央)
  • 努力賞:安城サービスセンター(五十鈴東海)

SL(ソリューション)部門

 SL部門は、丸の内本社ではリモートワークが主体となった今回のIOC活動でした。未来志向でのコンサル会社としてのさらなる成長・進化を図り、グループの相乗効果を発揮することへの今後の期待が示されました。
 IMSは世の中の会計、法務、働き方などの大きな変化の中で、自分たちのビジネスバリューを掛け合わせていき、部分でなく全体をつなぐプラットフォームを築いていこうとする視点と取り組みが今後への期待感を広げるものとなりました。

SL部門 2020年度上期受賞拠点
  • 努力賞:五十鈴マネジメントサービス

※LG部門の発表会は、時期と開催方法を変更し、10月に開催します。

  • コロナ渦での発表会の様子【SS部門】
  • 地域産業ロス解消へリサイクル商材開発【岐阜SC】
  • 地域社会への貢献プラットフォーム【富士SC】
  • 本社での発表会の様子【SL部門】