五十鈴グループの経営への全員参画活動・IOC(五十鈴組織変革)活動の様子をドキュメントします【年2回更新】

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2018年度(中期2年目)下記 IOC活動 「未来協創企業」として次につなぐWillの多様性・可能性が広がった

 2019年2月14日(木)~24日(日)まで、「2018年度下期IOC(五十鈴組織変革)活動成果発表会」が開催され、各サービスセンターをCEO・鈴木貴士をはじめとする各執行役員が見学し、下期の拠点経営を検証しました。

バリューセンターとしてのアイデンティティーが根付き、新最適バリューも生まれた

 2017-18中期の締めくくりとなる今回の発表会となりましたが、社会やマーケットの未来にむけた多様なWillが広がり、それらWillを実現するバリュー創造活動が日常化され、バリューセンターとしてのアイデンティティー(自前主義から新しいパートナーとの協創、先見・先進性、新たな学習や共有に価値をおく等)が組織全体に根付いていることが実感されました。
 また、今中期の集大成として、新最適をもたらすバリューの創造に対して贈られる「バリュー認定」が過去最多となる5チームに付与されました。

SS(スチールサービス)部門

 SS部門は、各拠点・各サービスセンターで様々なWillの多様性を見出すと共に、新たなビジネスの柱となる事業化を意図した活動も多く見られました。
 最優秀賞を受賞した岐阜サービスセンターは、マーケット・業界が将来必要となる機能を創る「ビジネスオペレーションバンク」というコンセプトのもと、ラーニングショールームの進化など全員ビジネス創造体制を築きながら、バリューセンターとしての組織の姿をリアルに魅せていきました。
 優秀賞の安城サービスセンターは、自動車からモビリティ社会へ視点をシフトし、情報バリューを発揮し、マーケティング力や活動デザイン力が大きく進化しました。流通・マーケット全体のWillや悩みに対し、多種多様なお客さまやパートナーとのマルチ協創体でバリュー化するプロセスを大胆に推し進めました。
 努力賞の富士サービスセンターは、商・働・住空間マーケットにおけるバリュー創造を目指し、日常の中にR&Dへと落とし込み、学びと実践の連続性をつくりだし、事業化を見据えた取り組みも進化しました。

SS部門 2018年度下期順位
  • 最優秀賞:岐阜サービスセンター
  • 優秀賞:安城サービスセンター
  • 努力賞:富士サービスセンター

SL(ソリューション)部門・LG(ロジスティクス)部門

 SL部門は、SS部門のバリュー創造活動において、技術・情報・営業・開発面など様々な分野でSS部門各拠点・チームと協働し、グループ全体のバリュー協創の進化に寄与しました。
 最優秀賞のベル・インフォ・テック(BIT)は、世の中のデジタルニーズに止まらず、五十鈴独自の強みや視点を発揮し、システム開発のWillに着目した新たなデジタル汎用モデルを創出しました。優秀賞の五十鈴ビジネスサポート(IBS)は、自社の業務変革ナレッジの商品化やグループバリューの商品化・外販化、ロジスティクス事業化への牽引役などバリュープロデュース機能に磨きをかけました。
 LG部門は、現実的・社会的な輸送・ロジスティクスの様々なテーマに対し、各営業所が自社のアイデンティティーを意識し、お客さまやグループとの協働の拡がりや多様性ある活動を展開しました。

SL部門 2018年度下期順位
  • 最優秀賞:ベル・インフォ・テック
  • 優秀賞:五十鈴ビジネスサポート
  • お客さまと共にビジネスを創造する
    ラーニングショールーム
    【岐阜SC】
  • 未来起点での価値づくりを日常化する
    全員ラーニングボード
    【安城SC】
  • マルチマテリアルR&Dでの開発の可能性を展示する
    【富士SC】
  • SL部門発表会の様子