年に1度、全社員が集まり開催する「五十鈴グループ社員総会」の様子をドキュメントします【年1回更新】
6月16日(土)、グループ全社員と、株主や関連企業などを合わせた約900名が、有楽町のよみうりホールに集まり、グループ社員総会が行われました。
今年度の社員総会テーマは「BIG SHIFT~新最適バリュー創造へ~」。
2017-18中期の初年度となる昨年度は、「We are VC」を合言葉に、価値を生み出す組織体とは何かを問いながら、ビジネスパートナーとの協創を重ね、価値の芽を生み出してきました。そして今、グローバル・バリューセンターの実現にむけて、さらに私たちはBIG SHIFT=大きくシフトしていく必要があります。
そのための視点や思考は何なのかを全員参画で考え、見出し、スピードをさらにあげていく機会としてプログラム企画・展開を行いました。
バリューセンター(VC)としての自分たちの企業価値・成長を実感し、
VCへのさらなる変貌へ視点・思考を大きくシフトするきっかけを創り出す
組織としての多様性が育まれた一年
総会冒頭の鈴木貴士グループ代表による業績発表を受け、副社長の鈴木俊秀が、昨年度の定性面での検証を行いました。
2017‐18中期戦略のテーマ「組織と人財のダイバーシティを高め、新最適バリューチェーンの創造と共に、VC価値の拡大を図る」をもとに、組織の変化を語りました。
ビジネスパートナーと組織対組織で取り組む動きが生まれたことや企業価値創造への全員参画へと変わりつつあること、多様性の認識が進み、様々なコミュニティで価値を生み出すことが常態化していることを語りました。
安城サービスセンター(SC)が受賞
2017年度MVC(最優秀拠点)は、五十鈴東海安城サービスセンターが、約10年ぶりの受賞となりました。
スチールサービス部門の収益向上を牽引した五十鈴東海のヘッドクォーター機能を担ったこと、日常的に将来に向けた価値向上の取り組みを進めたことが評価されました。IOC(五十鈴組織変革)活動においても、上期・下期を通じて最優秀賞を受賞しており、誰もが認める受賞となりました。
会場から、価値創造の担い手が語りかける
Stage1「みんなで創るVC基盤」では、「マイクロマネジメント」「トラック待機時間ゼロ」「ファブレス事業」という3つの独自の取り組みから生まれた「価値の芽」を通じて、客席にいるメンバーが、各サービスセンターの映像や写真を交えながら、この一年の学習プロセスや協創プロセス、参画プロセスの変化を語りました。
そして、グループとして「We are VC」すなわち、日常の仕事プロセスがバリューセンターになりつつあることを実感しました。
未来に向け、皆でこれから「何を変えるか」を共有する
Stage2「BIG SHIFT!」では、さらに大きく自分たちの考え方を変えていくために、3つのワークフォースが登場。
ワークフォースは組織横断型かつ様々な年次のメンバーで構成され、自工場内だけでなくステークホルダーをデジタルでつなぐ「VCファクトリー」、ロジスティクスを入り口にした「スマートバリューチェーン」、これまでとは異なるレベル、異なる範囲の「VC全員参画」の3つの観点で、今後何を変えていく必要があるのか、みんなで考えたいことを、会場に語りかけました。
「変えてはいけないこと」を大切にしつつ、「かえる」
バリューセンターを目指し変わり続けるなかでも「変えてはいけないこと」として、大リーグの大谷翔平選手を例に出しながら「運と縁」を育んでいくことの大切さについて説きました。
また、恒例の「3つのお願い」は、BIG SHIFTにちなみ「かえる」。「返る」「代える」「孵る」という意味付けをし、原点に返り、従来の仕事を代え、これまでとは異なる姿に生まれ変わろう、と呼びかけました。
最後は客席にマイクを向け、明日からの自分を宣言するコーナーです。今年も会場から多くの手があがり、自分の仕事の中で、あるいはこれまでの自分が見る範囲を越え、変わっていきたいという思いが共有されました。
来賓の方々からも多くの共感や、協働していきたいという声をいただきました。
<気づき・感想(WEBアンケートより)>