五十鈴の全員参画経営 社内報[in]制作の現場

参画型の誌面づくりで組織風土を醸成する「社内報[in]」の制作ドキュメントです【年4回更新】

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154号 一人ひとりの「らしさ」を、組織の可能性につなげる

企画背景「自分らしさ」は大事にしたい、でもどのように組織成果につなげる?

 各人の「らしさ」が、個人や組織の目に見える強みやブランドにつながる組織風土をつくりたい。
 今年度の社内報プロジェクト方針をこのように掲げたものの、なかなか入社4~5年の社員が中心の編集員では、具体的にどうすれば実現するのかが、思い浮かばない。
 そこで、誰かにつくってもらうのではなく、編集員自ら、日常の仕事機会を「らしさがとんがるフィールド」にする挑戦を行い、ヒントを探っていくことにした。

自己主張テーマ

「自分らしさ」でとんがりをつくろう!

「自分らしさ」がとんがるフィールドをつくろう!

編集員2人の挑戦と、そこからの気づきをドキュメント

 誌面では「とんがり診断」として、「らしさの発揮度合」と、「組織成果への影響度合」を自己診断するオリジナルチャートを作成。
 そこから、「個性は発揮しているけど、マイペースと思われがちな『My Way爆進中タイプ』と、「らしさの発揮も成果もまだ限定的な『らしさの卵タイプ』」と自己診断した、入社4年目の社員2名がチャレンジャーとして名乗り出た。
 話題のゲーム「ポケモンGO」に発想を得て、タイトルは「Field GO」。二人の「らしさ」と、会社づくりや職場づくりへの欲求や意志を起点に、様々な人に話を聞きながら、「らしさ」の効果的な発揮を促すための、自分の考え方や行動の変革ポイントを思考。これまでと同じ仕事機会や、新たな機会での実践での気づきを通じ、これからの自分たちのあり方を提言した。

本特集の編集活動を通じて~編集員の声~
 「年次が浅いから、自分では変えることは難しい」とどこかで思っていた、職場風土。けれども、逆に自分のとらえ方や行動を変え、自分の「らしさ」を活かすことができると、変えられる手ごたえを感じたことがとてもよかった。
 自分と組織のWillの重なりを見つけること、らしさの発揮が成果につながることを周囲に分かる形にすること、「らしさ」レベルで留まらず、専門性として磨いていくことを実践・継続していきたい。

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