参画型の誌面づくりで組織風土を醸成する「社内報[in]」の制作ドキュメントです【年4回更新】
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長期ビジョン具体化のスピード感や創発度を高めたい
長期ビジョンであるグローバル・バリューセンター(GVC~2020年ゴール) や、新中期経営計画(2015 - 2016)の実現に向け、社員総会等を通じて、自分たちが「世界観を変える」ことが必要だという思いは、グループ内に高まりつつあります。
しかし、現実に戻ると、編集員自身も含めて日常業務に目が向いてしまう人が多く、将来に向けた問題意識や踏み込み度合の温度差が出てしまっているのではないか。それがGVC具体化へのスピード感や創発度を落としてしまっているのではないかという意見が編集会議で上がりました。もっとGVCに向けた「全員参画」の質を高めることで、スピード感や広がりが見いだせるのではないか?そう考え、今回の企画が立ち上がりました。
参画の新しい「あたりまえ」をつくろう!
3歩踏み込み、戻らない ~ For the GVC Team ~
40%が「GVCに積極的に参画していない」。
データをキッカケに、まずは編集員が新しい風土づくりに踏み込む!
自分たちの参画のあり方の現状を知るのに今回用いたのが、全社員アンケート。自己認識と会社への認識の両面からリサーチを行いました。そこから見出されたのが、約40%が「GVCに積極的に参画していない」というデータや、「管理職が期待するより、一般職からの提言・行動が少ない」という行動傾向です。これらを踏まえ、まずは編集員が自分たちの会社への思いをもとに、行動を起こすことにしました。
拠点間を超えた職場風土・マネジメントベンチマークと、それを通じた経営層への提案(=踏み込み)などをキッカケに、GVCへの参画を高めていくために必要なことを考えていきました。
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「社内報のために」ではなく、「両拠点やグループをもっとよくするために」考えて行動した結果、生産/一般職の私たちにも、多くの協力してくれる仲間や賛同者がでて、その広がりに驚きました。責任や覚悟を伴うプレッシャーはありますが、それ以上に実現への期待感を大事に成果を出していきたいです。
その他、こんな企画も
あたりまえ物語
五十鈴の過去の「あたりまえへの挑戦」の歴史を共有することで、「新しいあたりまえ」づくりのヒントにする新シリーズ。
1回目は、「入社4年目の一般職でもチームマネジメントができる」という「あたりまえ」を取り上げました。そのきっかけを探し約20年前にまでさかのぼり、五十鈴のリーダー育成の考え方を紐解きました。