年に1度、全社員が集まり開催する「五十鈴グループ社員総会」の様子をドキュメントします【年1回更新】
今年度の五十鈴グループは、 これまでとは異なる「エネルギー」へ大きく転換し、2020年の目標である「グローバル・バリューセンター」の実現を加速させていきます 。その第一歩として、6月7日(土)に開催された2014年度五十鈴グループ社員総会では、「CHANGE THE ENERGY」をテーマとし、未来を切り拓くための新たな問題意識や欲求を育むきっかけを、全社員でつくっていきました。
サービスセンターへと進化したエネルギーの大転換を図り、グローバル・バリューセンターとして企業価値を創造的に進化させる新たな変革・成長のスタートを切る
開会に先立ち、オープニングVTRがスタートしました。お客さまとの協創・協働の様子とともに、五十鈴の職場が「価値を生む場」へと拡大しつつあり、サービスセンターとして進化していることを改めて全社員で実感することができました。
VTRが終わると、入社から2ヵ月が経った新入社員全員が勢いよく壇上へ登場しました。全社員に向けて開会の挨拶をするとともに、社員総会への思いを自らの言葉で力強く語りました。そして今回は、その中の新入社員4名が進行役に大抜擢され、先輩社員のサポートのもと、堂々と会を進めていきました。
続いて、弊社代表取締役 鈴木貴士による挨拶では、若手社員に囲まれながら、今回の社員総会に対する期待や思いを語りました。
2013年度MVC(最優秀拠点賞)は、五十鈴関東/小山サービスセンター(小山SC)に輝きました。
他拠点との連携を図りながら、自動車や建材など幅広い需要分野に対応した安定的な生産体制を保持したこと、また、「全員営業」を通じて、若手・ベテランのチームワークを駆使してお客さまに貢献してきたことが評価されました。
また、小山SCは、2013年度のIOC(五十鈴組織変革)活動で、上・下期ともに最優秀賞を獲得しており、他拠点を圧倒する形での受賞となりました。
Stage1では、私たちがこれまで行ってきた変革の取り組みが、「サービスセンター」としての進化にどれほど結びついているのかを、「来客者の進化」「お客さまとの関わり方の進化」「海外支援の進化」の3つの切り口から、プレゼンを通じて紐解きます。プレゼン者は、それぞれの進化を数値的変化やお客さまとの事例などを用いながら、具体的に明らかにしていきました。
また、長期経営目標Will-Navi推進の中核を担う「未来協創ステアリングコミッティ」からは、「サービスセンターとして拡大した企業価値」を発表しました。五十鈴が、「基幹システム ATOM」「多様性を活かすマネジメント」「全員参画経営」の3つの価値を生み出してきたことが共有されました。
これからも、お客さまから広く認めていただく価値を生み出し続けながら、グローバル・バリューセンターとしての企業ブランドをつくっていくことの必要性が全社員で確認されました。
Stage2では、私たちのエネルギーをグローバル・バリューセンターへと転換し、これから2020年までの進化の道筋を明らかにしました。オープニングVTRを通じて、将来の日本や世界の姿を、今一度現実感を持って描きながら、そのまま会は「未来仮説」のプレゼンへ。
テーマは、「バリュー・プロデュース・フィールドの拡大・深化」「未来協創企業への挑戦~多様性を活かした新たな企業文化」「ロジスティクスサービス事業の創造」の3つです。それぞれのプレゼン者が、新たな切り口で今後の可能性を語るとともに、現状の延長線の取り組みでは実現されないこと、そしてそのために一人ひとりが真剣にエネルギーの矛先を変えていくことの必要性を訴えました。
弊社代表取締役 鈴木貴士からは、「2014年度五十鈴グループの方向性」が発表されました。今年度は安定的な収益基盤を築きながら、全社員で新たな価値を生み出すために、能力のレベルアップを目指していくことの必要性が語られました。
毎年社員総会の場で発表される「代表からの3つのお願い」は、「意志を確認する」「覚悟を決める」「人の心に火をつける」です。自分が何をやりたいのかを明らかにし、覚悟を決め、そして周囲を巻き込むことで社員やお客さまと一緒になって「偉大な組織」を目指してくことが全社員に伝えられました。
今回は、4月の新体制発足のもと、新たに就任したメタルワン 戸出 巌社長にご登壇いただき、メタルワングループの一員として、今後の五十鈴に対する期待をお話しいただきました。
戸出社長からは「MOSHDグループ、メタルワングループの機会を活かしていただき、最終的に利益目標につなげていきたい」「メタルワンの最大の課題である『グループ経営』の手本として、MOSHDグループの先頭を走ってほしい」と様々な期待を述べていただき、これからも協働・協創を通じて、メタルワングループ全体の進化・発展に貢献できるよう、さらなる企業価値を高めていくことの重要性を確認することができました。
エンディングを飾るのは、社員一人ひとりのエネルギー変革に向けた新たな決意です。「これまでの五十鈴には無い新たな女性の働き方を生み出していきたい」「ロジスティクスメンバーとして、活躍フィールドが広がっているので、さらに自分の価値を高めていきたい」「もっとグローバルに通用するような人財になっていきたい」など、今回の社員総会を通じて、グローバル・バリューセンターの実現に向けた社員の決意が明確になりました。
最後は、毎年恒例の「社訓」の唱和を行い、一人ひとりの決意を胸に、2014年度五十鈴グループ社員総会は幕を閉じました。