五十鈴の全員参画経営 五十鈴グループ社員総会ダイジェスト

年に1度、全社員が集まり開催する「五十鈴グループ社員総会」の様子をドキュメントします【年1回更新】

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2013年度テーマは「Will-Challenge」

長期経営目標「Will-Navi」が発表されてから4年目を迎え、目指すグローバル・バリューセンターへのイメージが現実のものとして見え始めてきています。今年度は、さらに未来を自分たちの手で拡げ、進化を加速していくことが期待されます。
今回の社員総会では、「Will(意志・夢)-Challenge」をテーマとして、グローバル・バリューセンターとしてのあり姿とはどのようなものかを見つめ直し、一人ひとりの視野・視点をさらに拡大させることで、未来に向けた新たな「挑戦」の一歩となるような場を創造していきました。
どのような可能性が拡がり、どのような挑戦テーマが見えてきたのでしょうか?

目標観

未来への自分たちを見据え、グローバル・バリューセンターへの世界観を拡げ、新しい価値の創出に向けた、新しい挑戦のスタートを切る

ダイジェスト

 

 
オープニングVTR~「決める、そして動く」

オープニングVTRから幕を開けた2013年度五十鈴グループ社員総会。昨年度の様々なフィールドの拡大を通じて、次なる未来の一歩へと踏み出すきっかけを創っていきます。
今回は、次世代の変革を担う「イノベーションリーダー」の5名が司会・進行役に。あらたな可能性を拡げるべく、会場をリードしていきます。
まず、創業者・鈴木實と現代表・鈴木貴士で語り合う「決める、そして動く」のコーナー。リーダーであった2人の「Will-Challenge」があったからこそ、今の進化し続ける五十鈴があります。時折会場を沸かせながら、 これまでの経営の節目における大きな決断と実行への当時の思いが、力強い言葉で語られました。

2012年度 MVC(最優秀拠点)表彰

2012年度MVC(最優秀賞拠点)に輝いたのは、五十鈴中央/青梅サービスセンター。
少人数でありながらも、ベテラン・若手それぞれによるチームワークの良さや、コンパクトな経営における収益の安定性が評価されました。
また、今回は「代表特別賞」が発表され、見事ロジスティクス部門が選ばれました。昨年発足したワーレックスを起点に、五十鈴倉庫や五十鈴オート整備工場も外部とのソフトアライアンスを拡大し、収益向上に貢献。またMOSHDグループやグローバルを視野に展開を進めていることが高く評価されました。

It’s Show Time! ~魅せるショールーム~
五十鈴ショールームの進化
~見せる工場から魅せる会社~

近年、活性化している魅せるショールーム。それは、今から約20年前にさかのぼる「見せる工場づくり」から始まります。
このコーナーでは、五十鈴の経営の進化に合わせ、五十鈴の「ショールーム」がどのような進化の変遷をたどってきたのかを、イノベーションリーダーとIA(五十鈴アテンダント)の掛け合いによって明らかにしていきました。そして、これからのショールームは「世界中の人たちのWillへの共感・共鳴・感動を生むショールーム」として進化を目指していくことが全社員で共有されました。

魅せるショールーム LIVE-CM

さらなるショールームの進化を目指して、次のコーナーでは、自分たちの新たな価値を魅せる「LIVE-CM」を披露しました。
拠点・部門ごとに9組織がエントリーし、自らの手でコンセプトやシナリオを描き、また映像編集作業まで一からCMを手がけました。それぞれが培ってきた強みやこだわり、そしてこれから目指す姿を思い思いのストーリーで描き、展開されました。
プロも圧巻の各CMの出来栄えに、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

Will-Challenge
Willフィールドを創り出せ!
~全社員ディスカッション~

Stage2では、会場が一体となり、グローバル・バリューセンターに向けたWill(意志・夢)フィールドを拡大させるディスカッションに挑戦。
テーマは、「女性が沢山いきいき働く職場」「外国人が沢山いる職場」「“安全” な職場」「毎日お客さまが来社する職場」の4つ。エントリーした18名の登壇者による、問題提起や主張のもと、一人ひとりに手渡されたペンライトで意思表示をしたり意見を述べながら、それぞれが目指す未来の職場の姿を拡大するきっかけを創っていきました。
「“安全” な職場」では、株主メタルワンさまからも「五十鈴の安全を世界に展開・浸透していきたい」との期待のお言葉を述べていただきました。

2012年度 五十鈴グループの方向性

続いて、恒例の鈴木代表からは「2013年度五十鈴グループの方向性」が発表されました。昨年度の予算未達を挽回すべく、今年度は具体的な数値目標を掲げ、さらなる成長を目指していくことが改めて確認されました。
毎年発表される「代表からの3つのお願い」では、「Tie Up」(様々なつながりを大事にして上を目指す)、 「Grade Up」(サービス・機能の質を上げる)、「Brush Up」(今ある強み・お客さまの価値にさらに磨きをかける)。この3つを通じてさらなるステージアップに挑戦し、「偉大な組織」に変革していくことの必要性が共有されました。

 
ステークホルダー’s Will-Challenge!~社訓の唱和

エンディングは、五十鈴社員とステークホルダーの皆さまから、社員総会を通してあらたに感じた様々な「Will-Challenge」を語っていただきました。
社員からは、「女性社員として、これから五十鈴の女性社員全員で男性社員を引っ張っていけるような存在になりたい」「新入社員ではあるが、自分の力や五十鈴の良さを世界に広げていきたい」など、これまでの枠を超えてこれからのフィールドを拡大させていくそれぞれの決意を表していきました。
株主さまからは、「弊社でも破壊的創造、今までのしがらみを超えた抜本的な経営再建策、つまり会社を上げてのWillを実行中。五十鈴とともに時には厳しいことも言い合いながら、一緒に未来を創っていきたい」とのお言葉をいただき、またMOSHD(メタルワン・サービスセンター・ホールディングス)グループの会社さまからは「社員からの熱いハートを感じ、ますます五十鈴グループを好きになりました」と、それぞれの「Will」を語っていただくことができました。
最後は恒例の唱和で締め、全社員であらたな未来に挑戦していく思いを込めながら、2013年度五十鈴グループ社員総会は幕を閉じました。

参加者の感想
  • ◆複数の人間の多様な意見を、ディスカッションを通じて収斂させたり、思考を拡大するプロセスは協創には不可欠。これから日常の中で訓練していきたい。(五十鈴関東 小山サービスセンター/管理職・リーダー)
  • ◆LIVE-CMやディスカッションを通じて、もっともっと五十鈴は変われるし、新しいフィールドを広げていけるのだなと感じた。もっと自分も考える幅、行動の幅を広げていき、今後の五十鈴グループに必要とされるようになろうと思いました。(五十鈴マネジメントサービス/一般職)
  • ◆今までの「グループとしての方向性の共有」という狙いから、「グループの方向性と自分の思考・志向の合致」度を確認できる場へと進化している。(五十鈴ビジネスサポート/経営管理者)
  • ◆今までのやり方にとらわれず、新しい発想で物事を考える。何事にも挑戦意欲をもって取り組んでいきたい。(五十鈴東海 岐阜サービスセンター/一般職)
  • ◆若い人の力が、思考から行動に向けて充分に発揮される組織にしていかねばならないと感じた。(ワーレックス/経営管理者)
五十鈴グループの社員総会は、生まれたプロセスやアウトプットが組織の進化の結果として表れていきます。今回の様々な現状を受け止めながらも、それらを未来を切り開く糧として、これからもあらたな挑戦を広げていきたいと思います。