五十鈴の全員参画経営 社内報[in]制作の現場

参画型の誌面づくりで組織風土を醸成する「社内報[in]」の制作ドキュメントです【年4回更新】

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142号 みんなで大きなWill-Challengeリレーをしよう!

 今年度は、社員一人ひとりの「挑戦」を促進させることを目的として、社内報[in]を通じて様々な活動を活発化させています。前号では、編集員が率先垂範となり、職場の成果に向けて挑戦していく様子を取り上げました。その結果、「『挑戦』という言葉が日常的に使われるようになり、皆の関心が高まっている」などの声が編集会議の振り返りからも聞かれ、「挑戦しよう」という一人ひとりの思いを喚起させるきっかけにつながってきているようです。
 さて、目指すグローバル・バリューセンター(GVC)実現に向けて、一人ひとりの「挑戦」をさらに加速するために、今回は一体どのようなテーマに取り組むのでしょうか?

今号の表紙は、前号に引き続き「ISUZU新火リレー」。野心を持っている社員たちが、リレーのように自分たちの挑戦の火を他の社員につなげている様子を表しました。

企画背景将来の目指す姿が漠然としているからこそ、積極的に挑戦することにためらいがあるのでは?

 「挑戦したい」という一人ひとりの思いは高まってきているものの、GVCの実現に向けて、現状を変革していくような大きな挑戦に対しては、どうやら消極的な様子。「正解がないものだからこそ、具体的にどのように動けばよいのか分からない」と、編集員からも懸念の声が。
 そこで、自分たちのこれまでの思考の枠を広げ、GVCへの変革した姿を具体的にイメージすることができれば、もっと皆の挑戦心に火がつくのではないかという思いが一致し、今回のテーマが決まりました。

編集会議では、皆の挑戦心を喚起するためのアイデアを思案。

自己主張テーマ

自分たちが変革するGVCのイメージをさらに拡大・具体化して、挑戦したい思い・行動を促していこう!

Start

特集野心家ランナー~グローバル・バリューセンターへ駆け抜けろ!~

「異業種ベンチマーク」で様々なGVCのイメージを広げよう!

 どのようにしたら、GVCのイメージが拡大するのでしょう?編集員たちは全社員にアンケートを採取。「異業種ベンチマークを通じて、変革を実現している企業からその秘訣を学びたい」との意見が多数あり、特集ではベンチマークを通じて視野・考え方を拡大していくことにしました。
 早速、インターネットやビジネス雑誌、企業への取材インタビューなどを通じて、GVCを実現した姿として「こんな風になりたい」と思う企業をリサーチ。調べていくと、価値創造が継続的に実現している働き方や、新たな事業や商品を生む協創プロセス、多様性を強みとしている人財マネジメント・・・など、様々な観点から自分たちの実現したいフィールドイメージが拡大し、これまでの枠にはまった考え方を広げるきっかけとなりました。

社員からは多数のアンケートが寄せられました。

みんなで新たな挑戦テーマを拡大しよう!

 他社・異業種ベンチマークを通じて、五十鈴のフィールドの可能性が拡大しました。では、このような気づき・学びを活かし、どのような挑戦へと拡大していけばよいのでしょうか?
 中でも編集員+IA(五十鈴アテンダント)チームでは、「女性や異なる価値観を持つ方など多様な個性や強みを活かす五十鈴のフィールドを実現したい」との思いで、多様性を活かして業績向上につなげている企業事例に着目して研究。「五十鈴が多様性を活かすことでどのような成果につながるかをもっと考えることが必要」など、一人ひとりの新たな挑戦テーマを明確にすることができました。

「多様な強みが活かされる五十鈴を実現したい!」熱い議論が繰り広げられました。

~参加者の声~
 女性が活躍し、業績アップにつなげている企業を見ていると、自分自身も女性として現状維持ではなく、覚悟を決めて新たなステージに踏み込むことが必要だと刺激を受けました。
 これからは、ビジョン実現に向けて、五十鈴らしい女性ならではの活躍領域や成果への貢献を社長や上司と一緒に考えるなどして、枠を広げていきたいと思います。
自分たちの「実現したい姿」を具体化し挑戦を連鎖させる

 今回は、他社の考え方や視点を取り入れ、自分たちが「実現したい」と思える姿を具体化したことで、一人ひとりの挑戦テーマの拡大につなげることができました。今回リサーチしたGVCフィールドの観点や企業は一部の例に過ぎませんが、これからも今までの枠にとどまらず、視野を広げていくことで、一人ひとりの挑戦心を喚起できるのではないでしょうか?
 今後も日常的に皆の挑戦が促進されるようなきっかけをつくっていきます。

これからはGVCの視点に立ち、挑戦そのものを自らの手で拡大させていきます。

本特集の編集活動を通じて~編集員の声~
 異業種ベンチマークを通じて、GVCに向けたイメージが拡大し、自分自身も新たな挑戦テーマが見えてきました。今回のように「こうなりたい」と具体的に描いたイメージには一人ひとりの挑戦心を発揮することで実現できるのではないかと思います。
 これからも、皆が楽しく野心を持って挑戦し、周りに熱い思いを連鎖させていけるよう、[in]を通じて取り組んでいきたいです。

その他、こんな企画も

[in]で見る10年後の五十鈴グループ

 10年後の社内報[in]をイメージすることで、五十鈴の未来の可能性を拡大。編集員が世界に散らばっていたり、動画配信がされていたり・・・など、皆からユニークなアイデアが寄せられました。

GVCへつなげ!! みんなのキャリアビジョン

 活躍フィールドが広がるにつれ、その人らしいキャリアのあり方・組織貢献のあり方も多方面に広がりを見せています。今回は、新たなキャリアに挑戦している4人に迫ります。