五十鈴の全員参画経営 五十鈴グループ社員総会ダイジェスト

年に1度、全社員が集まり開催する「五十鈴グループ社員総会」の様子をドキュメントします【年1回更新】

  • バックナンバー

2011年度テーマは「羽ばたけ!Will協創」

Will-Navi(長期経営目標)が発表され、皆で大きな夢を語りあった社員総会から1年。今年の社員総会ではさらに未来を自分たちで具現化し、互いの様々なWill(意志)を共有し、その実現プロセスを思考・共有することを狙いました。また、社員全員の手で社員総会を創り上げるスタイルを今年はさらに進化させ、五十鈴が目指す「高参画・高協創」の場の実現に挑戦しました。今回のテーマは「羽ばたけ!Will協創」。新たな協創の可能性を見出すことができたのでしょうか。

目標観

1.「Will-Navi」への強い意志の輪が拡がる
2.高参画・高協創の場を実感し、自発的参画への意欲が高まる

ダイジェスト

実際に行われた社員総会の内容を写真を中心にご紹介します。

オープニング~「未来」へ
オープニング

東北地方太平洋沖地震による犠牲者への黙祷から開始した今年度の社員総会。社員全員で集まれることへの感謝の気持ちと緊張感に包まれました。恒例の鈴木貴士代表と創業者・鈴木實会長とのやりとりの中では、創業当時の社訓にこめられた会長の思いが語られました。
また、オープニングVTRを通じて、改めて進化が感じられた今の五十鈴に対し、会長は「良い会社になった」との言葉を寄せました。


みんなに届け!「未来」への思い

この一年間、五十鈴ではWill-Naviに向けて未来の五十鈴・自分たちへの思考・創造を継続してきました。そこで社員一人ひとりが考える「未来」についての思い・意志を自由にエントリーチームに表現してもらいました。 エントリーしたチームは全部で11。若手を中心に踊りや寸劇、映像など、さまざまな演出が繰り広げられました。「新たな分野における事業創出」「海外での拠点展開」「海外企業の経営支援」など、五十鈴の10年後の大きな可能性を描きました。


2010年度 拠点表彰

2010年度の最優秀拠点に選ばれたのは富士五十鈴。
昨年度の上期IOC(五十鈴組織変革活動)最優秀賞を獲得。また震災後、各拠点が赤字に転じる中、富士五十鈴は黒字を確保したことが価値向上の証としてトータルで評価されました。


羽ばたけ!Will協創
羽ばたけ!Will協創~高参画・高協創を目指して~

昨年度から、未来の実現に向けたさまざまなプロジェクトや委員会が発足し、社員の高参画・高協創のフィールドが拡大しています。そこでこうした多くの活動を通じてそれぞれが考えている「協創プロセス」について、グループ全体で146あるプロジェクトのリーダーに語ってもらいました。
社内報[in]編集員の進行のもと、ビンゴ形式でランダムに語り手が選ばれるというスリル感たっぷりの中、それぞれ思い思いの協創プロセスが語られ、またそこに共鳴する社員との活発なやり取りが繰り広げられました。

語られた「協創」していく上で大事にしたいこと
本音で話し合うことが大切。色々な立場のこだわりを捨て、成果や目標に向けて真剣に話し合い、突き詰めていけば自然と高協創につながる。(UNPSプロジェクト 小山五十鈴/山内 克彦)

それぞれの強みを活かし合うことで、協創が深まる。これからはお客さまと五十鈴と一緒にその先のお客さまへの協創へと広げて進化させたい。(東海SCMプロジェクト 岐阜五十鈴/小川 健太)

SS部門の皆の力を活かすためにはソリューション部門としての皆のWillを受け止めることが必要。ソリューション部門全体としての一体感ある文化・規範づくりを推進しながら、グループの力をあわせてお客さまに貢献できるような新しい協創スタイルをつくっていくことが必要。(ITC/吉尾 勇太)

2011年度 五十鈴グループの方向性

「2011年度 五十鈴グループの方向性」では、今年度の基本方針概念図を中心に鈴木貴士代表のプレゼンにより説明されました。今年度の「代表からの3つのお願い」は「思う・考える・進む」。このような状況下においても思考の幅を狭めることなく、未来に対して今できることを考え、進み続けることの重要性が確認されました。


エンディング Let's協創~お客さまからWillパートナーへ~

最後は、お客さまとの協創を進化させ「Willパートナー」(夢をともに実現していくパートナー)としての関係を築いていくために、お越しいただいたお客さまをサプライズでお呼びし、五十鈴との将来の可能性や期待される価値について語っていただきました。
「先行き不透明な時代、皆で考えて仕事ができるような仕組みを一緒につくっていきたい」「我が社もこの先合併を控えている。その時には国内外問わず、協創できる会社になっていてほしい」など、昨年設立したMOSHD(メタルワン・サービスセンター・ホールディングス)をはじめとして株主さま、OBの方などさまざまな方から、お言葉をいただきました。 今後グループとしての新たな可能性の広がりが見え、2011年度の社員総会が閉幕しました。


参加者の感想
  • ◆未来の思いや協創プロセスを聞いて、Will-Naviが近い将来必ず実現できると確信した。また、そのためには、常に高い志を持ちながら、全員が参画していく大切さに気付くことができた。(群馬)
  • ◆沢山のWillや協創のフィールドを感じることができました。これから自分たちもさまざまな枠を超えて創り出し、実現に向けて取り組んでいきたいと思いました。(IMS)
  • ◆お客さまの生の声を聴けたのがとても有意義だったと感じます。特にスピード感のお話やなぜそれを求めるのかの理由に説得力があり、自分たち基準のスピードや質では足りず、もっと高めていく必要があると感じました(BIT)
  • ◆協創プロセスについての発言で、実現させるプロセスについてではなく、プロジェクトの内容を話す者が多かった。日常からプロセスをどう変えるかを話し合い確認して進める必要性を感じた。(大和)
上記のように組織として、また個人として伸ばしていきたい「可能性」も取り組むべき課題もさまざまなものが今年も見えました。
全てを自分たち「今の組織力」と受け止めて、たゆまぬ進化を続けていきます。