五十鈴の全員参画経営 社内報[in]制作の現場

参画型の誌面づくりで組織風土を醸成する「社内報[in]」の制作ドキュメントです【年4回更新】

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「変化を形に~来年度は飛んじゃおうぜ!」

長期経営目標(Will-Navi)実現に向けた活動をスタートさせた一年目の今年度。グループの取り組みはさまざまな変化となって表れてきています。そして来期は中期戦略の最終年度として、各拠点では成果創出に向け、より一層活動に力を入れているところでもあります。
しかしその一方で、編集員たちからは「変化は実感しているけれど、それって何につながっているのだろう・・・」「もっとWill-Navi実現への取り組みを進めたいのだが、どうしたら良いのだろう?」という疑問の声も。
そこで、さまざまな活動から生まれた変化をきちんと「形」にし、Will-Naviとの繋がりを明らかにしながら、来期はよりリアルに、そしてよりスピード感を持って夢の実現に向けて飛躍していこうという編集員たちの熱意をもとに、「変化を形に~来年度は飛んじゃおうぜ!」というテーマで編集活動が開始しました。

今回の表紙は、来年度に向けて進化の芽が出ているチームを五十鈴の「ブランドチーム」として紹介。

企画背景[in]の未来協創は自分たちだけでは限界

[in]特集では、これまでサービスセンターやバリューセンターの実現に向けて、さまざまな視点から考察してきました。 そして[in]そのものも未来協創型へと進化させ、五十鈴グループ全体にWill-Naviの推進を促進させていく必要があります。しかし目指す姿はあまりにも高く、[in]編集員だけでは、思考に限界を感じているのが正直なところ。でもどうしたら良いのでしょうか・・・?

今回は編集会議にWill-Naviフォロー委員会の山室社長(BIT)にもお越しいただき、企画につながるように活動の紹介をしていただきました。

自己主張テーマ

Will-Navi実現に向けて、もっと皆を巻き込んで新しいものを生み出したい!

Start

特集カチカチ(価値・価値)山のその先へ!~みんなで飛んじゃおう!~

Will-Navi1年目収穫祭inバリュー村

Will-Naviがスタートしてから約一年。各拠点で行われたさまざまな取り組みは、来期のWill-Navi推進を加速させる鍵となるはず。
そこで今回は、各拠点の全チームにアンケートをとり、今年度のチームの変化の度合いや来年度への期待度合いを「豊作期待度」として5段階評価し、変化を表してもらいました。すると多くのチームで、さまざまなパラダイムの拡大が図られ、来期のWill-Navi推進へのインパクトも高まっていることが分かりました。
「豊作期待度5」と評価した岐阜五十鈴/P.I.Pチームでは、IOCそのものの捉え方の変化を通じて価値創造が日常化され、社員皆が主体的に思考して取り組むプロセスがつくられてきています。

<STEP1>来期に向けて「豊作期待度」が高かったチームを紹介。豊作を生み出す鍵となるものは一体何でしょう?

拡大 Will-Naviフォロー委員会 with[in]編集員

多くの拠点・チームで変化を実感している一方で、「正解がなく、実現の仕方も決まっていないため、何から手をつけていいか分からない」「実現した姿の具体的なイメージがつかめない」というWill-Navi推進への悩みも多いのが現実。 そこで、新たな視点から意見・考えを取り入れるべく、Will-Navi促進を目的に発足した「Will-Naviフォロー委員会」メンバーと[in]編集員で、座談会を開催しました。 こうした話し合いの中で、Will-Naviを推進するためには、まずは積極的に未来協創を思考する場を増やし参画すること、そして考えたらすぐに行動に移し、Will-Naviの学びとすること。さらに自分たちの意志をベースに推進プロセスを楽しんで取り組むことの大切さなどが確認されました。

<STEP2>Will-Naviフォロー委員会メンバーと[in]編集員との座談会の様子。Will-Naviへの熱い思いが話し合われました。

「座談会」に参加して
~参加者の声~
座談会を通じて、限られた人だけではなくグループのもの、全社員のものとしてWill-Navi浸透や推進の輪をもっと大きくしていくことの必要性を感じました。若手社員や年次の浅い階層のメンバーの理解や考えが、グループの浸透・展開プロセスにちゃんと反映されるようにしていきたいです。また、そのためには、もう少し皆とWill-Naviそのものの距離を近くし、意識的なハードルを下げていくような取り組み上の工夫が必要だと感じます。その意味で各フォロー委員会の果たす役割は大きく、まず委員会そのものをもっと身近な存在として透明な開かれた委員会として機能させていきたいです。
~編集員の声~
Will-Naviに関しては、まだまだ道半ばで悩みや不安も多い現状ですが、座談会を通じて皆が会社を進化させていきたいという思いを持ち、日々取り組んでいることを共有できたことが一番の収穫でした。
今後、 Will-Naviを推進していくには、[in]そのもののあり方や拠点での活動の仕方も変えていかなくてはなりません。[in]において皆が共感できる企画づくりや、また拠点においても自らプロジェクトを提案してみるなど、さまざまなことに取り組んでいき、Will-Navi実現に向けて皆と一緒になって成長していけるように頑張っていきたいと思います。
「カチカチ(価値・価値)山」はたくさんあった!

今年一年間、[in]ではサービスセンター・バリューセンターへの進化を「カチカチ(価値・価値)山」と題して試行錯誤してきました。それを通じて分かったことは、私たちの目指す「カチカチ山」 は一つではないということ。なぜならWill-Naviを推進するためには、社員一人ひとりのWill(意志)から成る沢山のビジョンに挑戦していくことが必要だからです。こうしたさまざまな「カチカチ山」にともに登りたい同志を見つけること、つまり同じビジョンに共鳴する仲間を見つけてともに取り組んでいくことが、Will-Navi実現の第一歩となるはずです。これからも新たな「カチカチ山」を沢山見つけていきたいという思いを新たにしました。

<STEP3>のぼってもぐって、またのぼって見えてきたのは色々な種類のカチカチ山。

本特集の編集活動を通じて ~編集員の声~
特集記事に携わり、五十鈴は活躍の機会・現場を与えて人を育てようとしてくれることを改めて実感しました。
また、Will-Navi実現に向けての活動の変化・成果を、さまざまな拠点・年次・現場の先輩方と話し合い、五十鈴グループ全体の確かな変化を感じました。来年度は、「何か新しいことが始まる」というワクワク感があります。
次は新しく生まれた取り組みや変化に対し、自分たちで「必要な存在となろう!」と大志を抱いて、何でもいいから手と口を出して、皆で一緒に動いていきたいです。

その他、こんな企画も

SHIFT The Value~新しい思考へ五十鈴発進!~

五十鈴の未来に向けて、個人としても新たなものの見方・考え方を身につけ、成長しています。
中期における五十鈴社員のパラダイムの拡大を通じて、それがもたらす成果や良い影響、自己成長について迫ってみました。

魅せろ!俺たちの未来~part4.五十鈴らしい「これからのIR」って何?~

今回、JFE物流さまからの「五十鈴の経営参画のあり方をぜひ見たい」とのご要望を受け、富士五十鈴にて「経営参画見学会」を実施。それを通じて五十鈴のこれからの新たなIRの形を学びました。