五十鈴の全員参画経営 社内報[in]制作の現場

参画型の誌面づくりで組織風土を醸成する「社内報[in]」の制作ドキュメントです【年4回更新】

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「夢を夢で終わらせない 未来に向けて挑戦を」

6月に行われた社員総会で、10年後の未来予想図をそれぞれ描き新たなスタートを切った五十鈴グループ。ただし、描いただけだと単なる夢物語になってしまいかねません。
そこで、7月に行われた編集会議では、「夢を実現させるために、もっと皆が挑戦できるように[in]を通じて後押しできないか」という編集員たちの声から「夢を夢で終わらせない 未来に向けて挑戦を」という130号のテーマが生まれました。
また今回は、編集会議の中で現在行っている拠点変革プランの価値づくりの取り組みについて学び、今五十鈴にどのような活動が必要なのか、より具体的に考えてから、編集活動をスタートしました。

本当にお客さまに価値を感じてもらうには、潜在ニーズを深堀することが必要。「カチカチ氷山」の裏側へいざ潜入!

企画背景目に見えないお客さまからの期待(価値)を探るには?

前号の特集では、「自分たち基準ではなく、お客さまが潜在的に期待している価値とは何か?」ということテーマに、自社の価値の可能性を探るためのポイントをまずは仮説を立てて自分たちなりに考えてみました。すると「サービスニーズ」などの実際に目で見えている部分だけでなく、お客さまが本当に望むことの認識を合わせていくことの必要性が分かりました。
でもこれはあくまでも予測。実際にお客さまに聴いてみなければ本当の価値は見出されません。ということで・・・

社員皆が未来に向けて挑戦するにはどんな企画にすれば・・・?編集会議では真剣な議論が繰り広げられました。

自己主張テーマ

考えているだけじゃわからない!実際にお客さまのところに行って潜在価値を引き出すことができれば、もっと大きな可能性がみえるはず

Start

特集カチカチ(価値・価値)山の氷山へ~史上最深の探検~

いざ、お客さまのところへ「価値マーケティング」開始

お客さまから潜在的な期待価値を引き出すために、実際にお客さまのもとへ訪問することに2拠点がチャレンジしました。まずは、お客さまの外部環境を読み込んだり、自分たちの商品モデルを整理するなど、事前にマーケティングポイントを練ってから訪問。普段の打ち合わせと違い、ねらいをもってヒアリングをしていくうちに、お客さまの悩みや課題が次々と明らかになり、自社が貢献できる領域がまだまだたくさんあることに気づくことができました。

<STEP1>お客さまのところへ訪問する前にポイントを整理し、価値マーケティングを実践しました。

価値マーケティングを実践して~参加者の声~
今回は価値ということにこだわって、プロセスやアプローチの仕方を工夫したことで、新たな価値の芽が見えてきた。今回のような活動がサービスセンターへつながる第一歩となるのではないかと感じた。
このような価値マーケティングの機会が、環境の変化が激しい中で、お客さまが本当に関心を持っていること、実現したいことを引き出す一番効果的な方法ではないかと思った。
座談会~価値マーケティングで大切なこととは?

価値マーケティングを実践後、「自分たちが貢献できる可能性を広げるポイントとは何か」「どうしたらさらなる価値創出につながるのだろうか」など、価値マーケティングをする上で大切なことを編集員で話し合いました。 今回の価値マーケティングを行ったことによって、よりお客さまの目線で考えることができるようになり、新たな価値創出への第一歩を踏み出すキッカケとすることができました。

<STEP2>価値マーケティングを実践してそれぞれ感じた大切なことをWeb会議を使って編集員同士で話し合いました。

価値マーケティング座談会を実施して~編集員の声~
価値マーケティングの効果を上げるためには、お客さまのお客さままで見据え、情報収集のアンテナを張り、それをもとにお客さまとコミュニケーションの幅を広げることが大事だと感じた。

その他、こんな企画も

やってみなはれ!FOR THE NEWING

五十鈴の長期経営目標「Will-Navi」が始動し、未来に向けた、新しい、挑戦的な活動が次々と生まれています。そんなワクワクするような「NEWING」な取り組みをたくさんご紹介します。

未来の「いすずっち」育成プラン

ただ今五十鈴では、成長の機会や場そのものが大きく進化しつつあります。進化を続ける育成ゲーム「たまごっち」のように、育成システム「いすずっち」として、未来志向のさまざまな成長促進の取り組みを取り上げてみました。